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スズメノカタビラ

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百科事典マイペディアの解説

スズメノカタビラ

イネ科の一〜二年草。全世界に分布,南極大陸にも帰化しており,畑地や路傍など至るところにはえる。おもに春に開花する。高さ5〜25cmになり,茎や葉はやわらかい。花穂は円錐形で小穂は3〜6個の小花からなる。

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世界大百科事典 第2版の解説

スズメノカタビラ【annual bluegrass】

人家のまわり,公園,畑地等に最も普通に見られるイネ科の小型の雑草。原則として越年生の草本で,秋に発芽し,冬を越し,早春2月ころから秋までほとんど年中開花する。寒い地方では一年草となる。全体淡緑色で,軟らかく,毛がなく,細いひげ根がある。茎は叢生(そうせい)し,高さ10cmくらい,葉は根もとと茎の下部にあり,幅1~3mmの短い線形で,先はやや急にとがる。円錐花序は長さ7cmくらいで,糸状の枝を散開し,各小枝の先端にやや密に数個の小穂をつける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スズメノカタビラ
すずめのかたびら / 雀帷子
annual meadow grass
[学]Poa annua L.

イネ科の一年草または越年草。稈(かん)は株立ちし、高さ10~30センチメートル、軟弱でざらつかない。葉は長さ4~10センチメートル、先端は鈍形。3~11月、稈の先端に広卵形で長さ4~8センチメートル、主軸の各節に分枝を2本ずつもつ円錐(えんすい)花序をつける。小穂は卵形で長さ3~5ミリメートル、ときに紫色を帯び、小花は3~5個。護穎(ごえい)は先が鈍くとがり長さ約3ミリメートル、縁(へり)は透明な膜質で、背面の中間部以下に綿毛を密生する。内穎の竜骨に綿毛がある。日本全土の空き地、畑、道端に生え、全世界に分布する。名は、葉鞘(ようしょう)や護穎の縁(へり)が膜質で、薄い単衣(ひとえ)を思わせることによる。[許 建 昌]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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