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スピンオフ すぴんおふ spin‐off

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知恵蔵2015の解説

スピンオフ

事業部門の一部を切り離すこと。分社化(分社型分割)、子会社上場(カーブアウト)、トラッキングストック(TS=事業業績連動株)、事業売却などの形をとる。日本では2001年4月に会社分割制度の改正がなされ、これまでの分社から区別して、会社分割が実施されるようになった。分社は社内カンパニーを一歩進めた独立の法人化であり、子会社化である。これにより、独立採算が徹底し、責任体制が一段と明確になる。こうした分社に対して、会社分割は、分社に見られる親子会社関係を解消することで、これまで親子関係を通じて形成されていたグループ経営からの離脱がもたらされる。この会社分割は、大きく分けて新設分割と吸収分割に分けられる。前者は切り離した事業を新たに設立した会社(受け皿会社)に移すのに対し、後者は既存の別会社に移転するもので、「事業の選択と集中」を徹底化する上で必要とされ、注目されている。

(高橋宏幸 中央大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

スピンオフ

宇宙や軍事の分野で使うために開発された技術のうち、本来の目的を離れて民生用に活用されているものを指す。直訳すれば、「予期しない波及効果や副産物」だが、「技術移転」と意訳される。

(2006-07-30 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

スピン‐オフ(spin-off)

企業が事業部などの一部門を独立させて別の会社(例えば、子会社)をつくること。新会社の株式は、通常、親会社株主に分配される。
国による技術開発などで思いがけなく付随的に発生する副産物。また、民間産業への転用。
好評だったテーマや登場人物などを取り入れたテレビ番組の続編。
スピンアウト

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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人材マネジメント用語集の解説

スピンオフ

・spin off
スピンオフとは、大企業において社員がもつビジネスアイデアなどを事業化、資金の支援などにより一企業として独立・子会社させることで事業展開を行うことである。
・元々、大企業などではビジネスアイデアが優れた内容であっても想定される市場がニッチであったり、競争が激しく収益化が
見込めないと判断されたものは、事業化されずに埋没してしまっていた。
・しかしながら、変化の激しい市場環境の中で、企業は業績向上に向けて、現有経営資源の有効活用も求められるようになった。
・その中で企業は、これまでの判断では収益化が難しいとされるものであっても、優れたビジネスアイデアやビジネスモデルに着目し、ビジネスアイデアやビジネスモデルの資金面等の支援を行い、事業化を図っている。
・一企業として独立・子会社化することによる、意思決定プロセスの短縮化による迅速な意思決定の実現ができることに加え事業展開も子会社独自で柔軟に行うことが出来るといったメリットがある。
スピンオフと似たような意味として、スピンアウトがあるが、スピンアウトは、資金などの支援を受けずに独立して事業展開を行うことである。

出典|(株)アクティブアンドカンパニー
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M&A用語集の解説

スピンオフ

会社分割すること。正確には完全分配方式の会社分割で新設子会社に親会社が現物出資して子会社株式を親会社株主に比例配分する分割方法。

出典|株式会社ストライク
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産学連携キーワード辞典の解説

スピンオフ

「スピンオフ」とは、ある企業が社内の1部門を切り離し、1企業として分離独立させることを指す。類義語としてスピンアウトがあるが、「スピンオフ」では、分離元の企業とビジネス上、関係を保ち続ける企業に対して利用する場合が多い。社内で事業化を行いにくい技術、未使用の技術を実用化する方法として、産業技術実用化開発補助事業などの枠組みによって、国による支援体制が整えられている。

出典|(株)アヴィス
Copyright(C)Avice,Inc. All Rights Reserved.
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大辞林 第三版の解説

スピンオフ【spin-off】

個人またはグループで、既成の組織を飛び出し独立組織をつくること。スピン-アウト。
会社の一部門を分離独立させ、別会社として経営させること。通常、子会社の株は親会社の株主に分配される。分社化。スピン-アウト。 〔元の組織や会社との関係が切れるものをスピン-アウト、元の組織や会社の支配下にはないが関係を持ち続けているものをスピン-オフ、と使い分ける場合もある〕
特定の分野で開発された新技術を他の分野へ応用すること。

出典|三省堂
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