セントジョージズ(その他表記)Saint George's

デジタル大辞泉 「セントジョージズ」の意味・読み・例文・類語

セント‐ジョージズ(Saint George's)

西インド諸島南東部、小アンティル諸島南部の国グレナダ首都。グレナダ島南西部に位置する港湾都市で、天然良港をもつ。フランスおよび英国植民地時代の街並みが残り、保養地として人気がある。

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精選版 日本国語大辞典 「セントジョージズ」の意味・読み・例文・類語

セント‐ジョージズ

  1. ( Saint George's ) 西インド諸島、グレナダの首都。グレナダ島南西に位置し、カリブ海に臨む港湾都市。

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改訂新版 世界大百科事典 「セントジョージズ」の意味・わかりやすい解説

セント・ジョージズ
Saint George's

グレナダの首都。西インド諸島のグレナダ島の南西海岸に位置する。人口4300(2001)。1705年にフランス人が建設し,フォール・ロアイヤルと呼ばれた。18世紀フランスのいなかの風情イギリスジョージアン様式がまじりあった美しい町で,1885年から1958年までイギリス領ウィンドワード諸島主都であった。港は水深が深く,漁業や熱帯性産物の輸出活況を呈する。南西部のグランド・アンス海岸は観光地として知られ,ホテルが建ち並ぶ。
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百科事典マイペディア 「セントジョージズ」の意味・わかりやすい解説

セント・ジョージズ

カリブ海南東部の島国グレナダの首都。同国の主島グレナダ島の南西岸に位置する。1650年にフランスの植民地として建設され,当初はフォール・ロアイヤルと呼ばれていた。また1885年から1958年までは,イギリス領ウィンドワード諸島の主都であった。水深の深い良港をもち,カカオナツメグバナナなどを輸出する。市街や付近の海岸は景色が美しく,観光地としても知られている。人口3万6823人(2011)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セントジョージズ」の意味・わかりやすい解説

セントジョージズ
Saint George's

西インド諸島東部,グレナダの首都。小アンティル諸島南東部,ウィンドワード諸島南端のグレナダ島南西岸にある港湾都市。 1650年フランス人が植民地として建設。 1885~1958年イギリス領ウィンドワード諸島の首都。カカオ,ナツメグ,バナナなどを輸出し,製糖,ラム酒製造などの工業がある。フランス風,イギリス風の建物が混在した町並みが美しく,また近くに美しい砂浜海岸があり,観光・保養地として知られる。近郊に国際空港がある。人口 5200(2009)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「セントジョージズ」の意味・わかりやすい解説

セント・ジョージズ
せんとじょーじず
Saint George's

カリブ海東部、ウィンドワード諸島にあるグレナダの首都。人口3万5559(2001)。グレナダ島の南西部に位置し、天然の良港を抱いている。この港から、グレナダの主要産物であるカカオ、バナナ、ニクズクを輸出する。また、近くには美しい海と砂浜があり、観光客誘致に力を入れている。

[菅野峰明]

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