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セント・ヘレンズ[山] Saint Helens

世界大百科事典 第2版の解説

セント・ヘレンズ[山]【Saint Helens】

アメリカ,ワシントン州南部にある大型の活火山。過去数千年間活発に噴火し,標高2975mの秀麗な富士山型の玄武岩安山岩,デイサイト質の岩石からなる成層火山であった。最近の噴火は1980年に始まったが,5月にマグニチュード5の地震が発生し,山頂部が大崩壊し,ひきつづいて軽石火山灰が噴出した。この結果,山頂の北半分が失われ,山頂は350m低くなった。死者は70人以上,広大な針葉樹林爆風でなぎ倒され,岩屑流は谷を埋め,洪水を生じた。

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世界大百科事典内のセント・ヘレンズ[山]の言及

【カスケード[山脈]】より

…カリフォルニア州シエラ・ネバダ山脈の延長として,約1100kmにわたって同州北部のラッセン山から北に延び,オレゴン,ワシントン両州を貫き,カナダの海岸山地Coast Mountainsへと続く。コルディレラ褶曲山系に属し,火山が連なり,とくにワシントン州のセント・ヘレンズ山の近年の噴火活動は注目を集めている。最高峰は〈タコマ富士〉とも呼ばれるレーニア山(4392m)でその他3000mを超す高峰が多い。…

※「セント・ヘレンズ[山]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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