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ソルト・レーク・シティ ソルトレークシティ

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百科事典マイペディアの解説

ソルト・レーク・シティ

米国,ユタ州の州都。同州最大の都市。1847年東部から移住してきたモルモン教徒が開いた町から発展。市民の70%近くが同教徒で,モルモン教総本山がある。グレート・ソルト湖に近く観光都市としても有名。
→関連項目ソルトレークシティオリンピック(2002年)ユタ[州]

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソルト・レーク・シティ
そるとれーくしてぃ
Salt Lake City

アメリカ合衆国、ユタ州中北部、ワサッチ山脈(ふもと)に位置する同州最大の都市で州都。人口18万1743(2000)。行政、経済、商工業の心臓部としてだけでなく、アメリカ国内だけで500万の信者をもつモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)の総本山として有名である。空路、陸路、とくに鉄道網が発達し、灌漑(かんがい)農業地帯が広がる。銅、鉄、銀、鉛など豊かな鉱物資源にも恵まれて、これらの製錬所が集中するとともに、農・畜産物の集散地、市場でもある。早くから工業が発達したが、従来の食品加工、製粉、出版・印刷、製油業などに加えて、薬品など生化学製品、電子機器、コンピュータ・ソフトウェア関連の進出が著しい。1847年、ブリガム・ヤングの率いるモルモン教徒によってモルモン教の中心地として町が設立され、灌漑農地が開かれた。49年以降、ゴールド・ラッシュの続くカリフォルニアへのルートとなり、物資供給地として繁栄した。1869年の大陸横断鉄道の開通は、交易、集散地としての地位を築く大きな要素となった。96年にユタ州の州都となる。1900年前後、ビンガム・キャニオンを中心とした鉱業が急速な都市発展を促し、1900年から30年の間に人口が一挙に3倍にも膨れ上がった。
 1850年創設のユタ大学を中心とする教育・文化の中心都市でもある。市内には美術館、博物館などの施設も多いが、モルモン教に関する建造物や記念碑が多くみられ、1853年から93年にかけて建築された巨大な神殿など教会の重要な建物が集まるテンプル・スクエアは、市のシンボル的な存在である。モルモン教の世界的な布教活動が同市の芸術・文化の発展・交流に大きく寄与し、芸術性の高い音楽、バレエ、オペラなどを気軽に楽しむことができる。とくに音楽が盛んで、ユタ交響楽団や世界的に知られた聖歌隊モルモン教会合唱団があり、世界最大規模のパイプオルガンが備えられたタバナクル大会堂での公演は圧巻である。豊かな自然に恵まれ国内有数の行楽・景勝地も多く、とくに周辺は広大なスキーリゾート地として国内、国外から多くの人々が訪れる。2002年冬季オリンピック開催地。[作野和世]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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