タウポ湖(読み)タウポコ(その他表記)Lake Taupo

デジタル大辞泉 「タウポ湖」の意味・読み・例文・類語

タウポ‐こ【タウポ湖】

Lake Taupo》ニュージーランド北島中部にある同国最大の湖。紀元2世紀の巨大な噴火によって形成されたカルデラ湖であり、周辺には地熱発電所温泉がある。北西岸からワイカト川流出。主な町は北東岸のタウポ

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改訂新版 世界大百科事典 「タウポ湖」の意味・わかりやすい解説

タウポ[湖]
Lake Taupo

ニュージーランド北島の中央部にある同国最大の湖。面積606km2,湖面標高357m,水深159m。ロトルアの南50kmに位置するカルデラ湖で,近くに温泉があり,地熱発電も行われる。同国最長のワイカト川の上流にあたり,この川の水力発電のためにダムによって水量を調節しており,貯水池としての機能も果たしている。ヒメマス生息でも知られる。北東岸にタウポの町がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「タウポ湖」の意味・わかりやすい解説

タウポ湖
たうぽこ
Lake Taupo

ニュージーランド北島の中央部に位置するカルデラ湖。この国最大の湖で、ワイカト川の水源をなす。面積616平方キロメートル、標高357メートル、最大深度164メートル。北東岸の町タウポ(人口3万1521、2001)は観光中心地で、北郊のワイラケイWairakeiには世界有数の地熱発電所がある。ニジマス釣りや、トンガリロ山(1968メートル)など南方にそびえる3火山を望む景勝などで知られる。

[浅黄谷剛寛]

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世界の観光地名がわかる事典 「タウポ湖」の解説

タウポこ【タウポ湖】

ゆったりと水をたたえるニュージーランド最大の湖。澄み切った空気、雄大にそびえる山々、太古の姿を残す原生林、南半球で最大級の松林などに囲まれている。湖上遊覧を楽しみながら湖岸の岩に彫られたマオリの彫刻を見るコースのクルーズが人気を集めている。そのほか、サンセットクルーズやバーベキュークルーズなどもある。マス釣り、水上スキーなどもでき、夏には湖水浴も楽しめる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タウポ湖」の意味・わかりやすい解説

タウポ湖
タウポこ
Lake Taupo

ニュージーランド,ノース島中央部にある同国最大の湖。面積 616km2。周囲 153km。最大水深 164m。湖面標高 357m。ワイカト川が流出し,水力発電が行われる。付近には大小の火山,温泉があり,観光保養地となっている。北東岸にあるタウポの町は,酪農,肉牛,林業の中心地。

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世界大百科事典(旧版)内のタウポ湖の言及

【ニュージーランド】より

…北島最高峰)や富士山に似た形の西部のエグモント山(2518m)などが知られている。中央部のタウポ湖(面積606km2はこの国最大)からロトルア湖にかけて火山台地が広がり,間欠泉,温泉があり,地熱利用が進んでいる。北西にのびる半島部の西岸には,溺れ谷による湾入と,偏西風による砂州の発達で形成された直線的な海岸線との組合せがみられる。…

※「タウポ湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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