デジタル大辞泉 「ツィゴイネルワイゼン」の意味・読み・例文・類語 ツィゴイネルワイゼン ⇒チゴイネルワイゼン鈴木清順監督による映画の題名。昭和55年(1980)公開。サラサーテが演奏するチゴイネルワイゼンのレコード盤をめぐる男女の関係を妖艶に描く。内田百閒による小説「サラサーテの盤」など、いくつかの小説をモチーフに田中陽造が脚色。出演、原田芳雄、大谷直子、大楠道代、藤田敏八ほか。ベルリン国際映画祭審査員特別賞、第4回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「ツィゴイネルワイゼン」の解説 ツィゴイネルワイゼン〔映画〕 1980年公開の日本映画。英題《Zigeunerweisen》。監督:鈴木清順、脚本:田中陽造、撮影:永塚一栄。出演:原田芳雄、大谷直子、真喜志きさ子、麿赤児、樹木希林、大楠道代、藤田敏八ほか。第54回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン作品。ベルリン国際映画祭審査員特別賞受賞。第23回ブルーリボン賞監督賞受賞。第35回毎日映画コンクール脚本賞、撮影賞受賞。第4回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀助演女優賞(大楠道代)受賞。 ツィゴイネルワイゼン〔曲名〕 スペインのヴァイオリン奏者・作曲家パブロ・デ・サラサーテによるヴァイオリン独奏曲(1878)。原題《Zigeunerweisen》。「ロマの旋律」を意味する。哀感溢れる技巧的な作品として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報