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ツヅラフジ ツヅラフジ Sinomenium acutum

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ツヅラフジ
ツヅラフジ
Sinomenium acutum

ツヅラフジ科の落葉性つる植物関東地方以西の暖地の常緑樹林中に生える。茎は木質で硬く,長く伸びて他物に巻きつく。葉は互生し,円形または広卵形,ときに掌状に3浅裂することもある。雌雄異株で,7月頃,頂生または腋生の円錐花序をつくり淡緑色の小花をつける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ツヅラフジ
つづらふじ / 葛藤
[学]Sinomenium acutum (Thunb.) Rehd. et Wils.

ツヅラフジ科の落葉藤本(とうほん)(つる植物)。オオツヅラフジ、ツタノハカズラ、フソナなどの異名がある。葉は長い葉柄があって互生し、広卵形または円形、しばしば3~7裂し、毛はない。雌雄異株。夏、葉腋(ようえき)に大形の円錐(えんすい)花序をつくり、小形の淡緑色花を多数開く。雄花、雌花ともに花弁、萼片(がくへん)各6枚。雄花には6~12本の雄しべ、雌花には3本の仮雄蕊(かゆうずい)と3枚の心皮がある。果実は黒色の核果。1属1種の植物で、関東地方以西の本州から九州の山野の林中に生え、中国にも分布する。つるはじょうぶで、籠(かご)を編む素材とする。[寺林 進]

薬用

漢方では、幹、根茎、根を乾燥し、薄く横切りしたものを防已(ぼうい)または漢防已と称し、利尿、消腫(しょうしゅ)、鎮痛剤として浮腫、小便不利、関節痛、神経痛などの治療に用いる。なお、カミエビ(アオツヅラフジ)の幹と根は木(もく)防已とよばれるが、これは防已に比べて鎮痛作用が強く、利尿作用が弱いので、混同してはならない。[長沢元夫]

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世界大百科事典内のツヅラフジの言及

【オオツヅラフジ】より

…1属1種のツヅラフジ科の落葉つる性木本。ツヅラフジ,アオカズラの名もある。…

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