テナント(英語表記)Tennant, Smithson

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テナント
Tennant, Smithson

[生]1761.11.30. ヨークシャーセルビー
[没]1815.2.22. フランス,ブーローニュ
イギリスの化学者。エディンバラ大学医学部で J.ブラックに学んだのち,ケンブリッジ大学に移り,1796年医学の学位取得。ケンブリッジ大学化学教授 (1813) 。スウェーデン,フランスなどを広く旅行。ダイヤモンドが純炭素であることを証明し,また白金鉱の精製過程で生じる残留物から,新元素イリジウムオスミウムを発見,命名した。ロイヤル・ソサエティ会員 (1785) 。ロンドン地質学協会創立会員 (99) 。 1804年コプリー・メダル受賞。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

テナント(tenant)

ビルなどの一区画の借り主。
貸店舗。「15のテナントが3月に一斉オープン」
[補説]2は日本語での用法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

テナント【Charles Tennant】

1768‐1838
イギリスの工業化学者・企業家。漂白工から身をおこし,化学工場を経営した。1774年K.W.シェーレが塩素を発見し,次いで85年にC.ベルトレは,塩素溶液の漂白力に注目し,布の漂白剤として用いたが,液体のため輸送が困難であった。そのような状況にあってテナントは漂白剤の製造に従事し,99年塩素を消石灰に通じることによって粉末化に成功し,漂白業に革命をもたらした。彼はすぐにこの漂白粉(さらし粉)の製造に関する特許を得て,この製造工場をセント・ロロックスにつくった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

テナント【tenant】

貸しビルなどの借り手。店子たなこ

テナント【Smithson Tennant】

1761~1815 イギリスの化学者。ダイヤモンドが炭素であることを証明。また、オスミウム・イリジウムを発見。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

テナント

〘名〙 (tenant) 名店街、雑居ビルなどの出店者。ビルなどの一区画の借り主。
※東京日日新聞‐明治二六年(1893)「大なる一棟を起し〈略〉防火壁を設け、全然区別して他人の住居を為し得ること恰西洋のテナントの如くし」

テナント

(Smithson Tenant スミスソン━) イギリスの化学者。ケンブリジ大学教授。ダイヤモンド炭素であることを実験で証明。また、オスミウム、イリジウムを発見した。(一七六一‐一八一五

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

児童相談所

子供の福祉に関する相談に応じ,援助などを行なう行政機関。児相と略称される。児童福祉法に基づき,都道府県と政令指定都市に設置が義務づけられている。運営は厚生労働省の局長通知,児童相談所運営指針にそって行...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

テナントの関連情報