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テルナテ島 テルナテとうPulau Ternate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テルナテ島
テルナテとう
Pulau Ternate

インドネシア,マルク (モルッカ) 諸島中部の小島。ハルマヘラ島西岸付近に位置する。北部に活火山があり,1763年の爆発は大きな被害をもたらした。 12世紀にイスラム王国が成立し,一時はハルマヘラ島やスラウェシ (セレベス) 島北東部をも支配した。チョウジの産地として知られたため,1522年にポルトガル人,1605年にはオランダ人が砦を築き,島を占領。住民の反乱が起きたが,83年のスルタンの降伏により,オランダ東インド会社の支配が確立した。木材 (黒檀,チークなど) ,コプラ,香料 (ナツメグ,コショウ,チョウジ) などを産する。住民はイスラム教徒で,非オーストロネシア系の独自の言語を用いる。主都は東岸のテルナテ。面積 100km2。人口約5万。

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デジタル大辞泉の解説

テルナテ‐とう〔‐タウ〕【テルナテ島】

Pulau Ternate》インドネシア東部、モルッカ諸島の島。ハルマヘラ島の西岸沖合約10キロメートルに位置し、南のティドレ島と隣り合う。ガマラマ山(標高1715メートル)という活火山があり、しばしば噴火を起こしている。古くから丁子の産地として知られた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テルナテ島
てるなてとう
Ternate

インドネシア、モルッカ諸島の火山島。ハルマヘラ島西岸沖に位置する。面積106平方キロメートル。中央部にガマラ火山(1745メートル)がそびえる。地形は山がちで、火山の裾野(すその)ではバナナ、サトウキビ、トウモロコシなどが栽培される。モルッカ諸島有数の人口稠密(ちゅうみつ)地域であり、その大部分は東岸のテルナテに集中している。テルナテは、華僑(かきょう)、アラビア商人、ヨーロッパ人など多くの民族が居住するにぎやかな町である。1942~1945年旧日本軍の占領下にあった。[上野福男]

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