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トカゲ トカゲ Eumeces latiscutatus; Japanese five-lined skink

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トカゲ
トカゲ
Eumeces latiscutatus; Japanese five-lined skink

トカゲ目トカゲ科。全長 20cm内外で,その半分以上を尾が占める。体は光沢のある褐色で,側面に黒っぽい縦条があり,その背腹両縁が細く黄白色に縁どられている。幼時は尾が鮮かな青色で,頭と胴の背面は黒く,そこに5本の細い汚白色の縦条をもつので,まったく異なった種のように見える。

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百科事典マイペディアの解説

トカゲ

有鱗目トカゲ亜目スキンク(トカゲ)科に属する爬虫(はちゅう)類の総称。広義にはトカゲ亜目に属する爬虫類を指し,イグアナヤモリカメレオンカナヘビアガマなどを含む。
→関連項目爬虫類

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デジタル大辞泉プラスの解説

トカゲ

2000年に台風委員会により制定された台風の国際名のひとつ。台風番号、第117号。日本による命名。星座の「とかげ座」から。2004年に発生した台風23号は、死者95名、行方不明者3名という平成で最悪の被害をもたらし、激甚災害に指定された。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トカゲ
とかげ / 蜥蜴・石竜子
lizard

爬虫(はちゅう)綱有鱗(ゆうりん)目トカゲ亜目に属する動物の総称。この亜目Lacertilia (Sauria)の仲間はヘビ亜目とともに有鱗目を構成し、その起源を三畳紀に栄えた始顎類(しがくるい)にみることができる。トカゲの祖先型は白亜紀末期になって繁栄し、第三紀に入って著しい分化を遂げた。現生種は約3400種で、極地を除く世界の各大陸に広く分布する。大半が全長20~30センチメートルの小形で、最大はニューギニアオオトカゲVaranus salvadori、コモドオオトカゲV. komodoensisの全長3メートル余り、最小はハイチチビヤモリSphaerodactylus argusなどの約3センチメートルである。[松井孝爾]

形態

トカゲの頭骨には頭蓋(とうがい)に側頭窓(そくとうそう)(目の後方にある開口部)が2か所あって、双弓類(亜綱)に属する。二つの側頭窓は後眼窩骨(がんかこつ)と鱗状骨とによって隔てられるが、下側は頬部(きょうぶ)が開いた状態で、「窓」としては上側の頭窓1個しかなく、その点がほかの爬虫類と異なる。頬部の開口により方骨は下端で自由となり、下あごが頭骨に緩い関節でつながり可動性をもっている。しかし左右の下顎骨(かがくこつ)が前端で固着し、ヘビのように口を大きく開くことはできない。歯は歯槽に埋まった槽生ではなく、顎骨の縁や内側面に癒着した頂生や側生で、上下顎で発達し種によっては口蓋骨にも備えており、形は食性によって異なる。一般に頭胴部は比較的幅広く、尾部が発達して長い。体表面は表皮の角質化した細鱗に覆われ、骨質の堅い皮骨を含むものが少なくない。体鱗は瓦(かわら)を並べたように重なる種が多いが、板状に配列したり、顆粒(かりゅう)状に並ぶものもある。さまざまな色彩、斑紋(はんもん)をもち、カメレオンなど樹上性の種には、色素細胞の拡張や収縮によって体色変化するものが多い。肋骨(ろっこつ)は脊椎骨(せきついこつ)の前半部で発達し、胸骨があって胸郭を形成し、肩帯、腰帯で発達した四肢を支える。しかし地上性の種では、四肢や指がひれ状に退化したりまったく欠くものがあり、肩帯や腰帯の退化したヘビ型もある。ヤモリ、スキンク、カナヘビなどでは、尾が自切し再生するが、イグアナ、アガマ、カメレオン、オオトカゲなどでは自切も再生もしない。目の後方には耳孔があり鼓膜が露出するが、一部では鱗(うろこ)で覆われる。下眼瞼(がんけん)が可動で目を閉じるが、その下眼瞼に透明な「窓」discをもつものもあり、ヤモリ類などは眼瞼が固着し、ヘビのように目は1枚の透明な鱗に覆われる。イグアナ、アガマなどには体背面やのどに飾り鱗や飾り袋があり、繁殖期のディスプレーや体の輪郭をぼかすカムフラージュに役だつが、スキンク、オオトカゲなどには飾りが発達しない。[松井孝爾]

生態

トカゲは熱帯地方を中心に、平地から山地の森林、草原、荒れ地、砂漠の地上、樹上、地中のあらゆる環境に適応放散した結果、さまざまな変異に富んだ形態や生態がみられる。一般にスキンクのように地上性で土の穴を巣穴とし、砂や土に潜るものは、円筒形の胴をもち体鱗が滑らかで四肢が退化的であり、胴を地面につけ全身をくねらせて進む。キノボリトカゲなど樹上性の種では体鱗に隆条(キール)があってざらつき、細長い四肢を用いて運動し、長い尾は樹上でのバランス保持に役だつ。のどによく目だつ飾り袋をもつイグアナやアガマは、繁殖期の縄張り争いも、飾り袋を誇示したディスプレーを競うことで決着をつける。大形種を含めすべて性質がおとなしく、逃避が最大の自衛手段となっており、エリマキトカゲやバシリスクのように、後肢だけで走るものや水中に飛び込んで隠れるものがある。オオトカゲ類は胴を膨らませシューッと音をたてて威嚇し、強力なあご、つめ、尾が武器となる。大半は昆虫などの食虫性で、大形種は小哺乳類(ほにゅうるい)や鳥の卵を好む。イグアナなど一部は植物質が主食。変温動物であるため、日なたと日陰を往来して体温調節を行い、冬期が寒冷な地方では冬眠する。[松井孝爾]

繁殖

大半は雌雄による外形上の差が少なく、すべて体内受精を行う。ほとんどが卵生で、樹上性のものも地上に浅い穴を掘って産卵し、スキンクなど雌が卵を守るものもいる。カメレオンの一部やアシナシトカゲ類などが卵胎生である。[松井孝爾]

分類

現生種は主として骨格、体鱗、舌の構造などの相違により4群(下目)19科に分類される。イグアナ群は頭骨の構造などが比較的原始的なグループで、舌が厚くて幅広く前端がわずかに二分する。イグアナ科約600種、アガマ科約300種を含む大きな一群である。ヤモリ群は頭骨に退化的傾向がみられ、眼瞼が固着し目は透明な鱗で覆われる。ヤモリ科約650種がその大半を占める。スキンク群は典型的なトカゲ型で、ほとんどが地上性。スキンク科は約1000種を含む大きなグループである。裂舌群は舌の前半部が二分したグループで、アシナシトカゲやオオトカゲ類が含まれる。
 日本産トカゲはヤモリ科8種(ニホンヤモリ、クロイワトカゲモドキなど)、アガマ科1種(キノボリトカゲ)、カナヘビ科4種(ニホンカナヘビ、アオカナヘビなど)、スキンク科12種(ニホントカゲ、ヘリグロヒメトカゲなど)の25種であり、帰化種のグリーンアノールが父島に定着している。
 多くの種類がペットとして飼育されるが、人気の高いグリーンイグアナなどは現在では保護の対象となっている。また、オオトカゲなどが皮革用に用いられ、一部が食用や民間薬用に供される。[松井孝爾]
『『小学館の学習百科図鑑36 両生・はちゅう類』(1982・小学館) ▽『学研の図鑑 爬虫・両生類』(1973・学習研究社) ▽中村健児・上野俊一著『原色日本両生爬虫類図鑑』(1963・保育社)』

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