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トチノキ

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百科事典マイペディアの解説

トチノキ

トチノキ科の落葉高木。北海道〜九州の山地にはえる。冬芽は大型でよく粘つく。葉は対生し,大型の掌状複葉,小葉は5〜7枚で縁には鋸歯(きょし)がある。5〜6月,若枝の先に大型の円錐花序を出し,白色で紅色を帯びた4弁花を開く。

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リフォーム用語集の解説

トチノキ

トチノキ科トチノキ属落葉広葉樹。漢字では栃の木(橡)、英語では「Japanese horse chestnut」と表記する。フランス語名「マロニエ:marronnier」の西洋橡が近縁種である。材の性質としては、木理がやや交錯しており、肌目は緻密、硬さはやや軟かく、腐食耐久性、磨耗耐久性、共に弱い。細胞の並び方が特殊な為、板目面に著しいリップルマーク(さざ波模様)が現れることがある。粘りがあるので曲木に適しているが、一般的に利用価値の少ない木で、白太だけが利用される。主に家具に用いられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トチノキ
とちのき / 橡・栃
[学]Aesculus turbinata Bl.

トチノキ科の落葉高木。高さ30メートル、径1メートル以上になる。冬芽は大形、頂芽は長さ約4センチメートル、長卵形で樹脂がある。葉は5~7枚の小葉からなる掌状複葉。小葉は倒長卵形で長さ9~30センチメートル、幅4~12センチメートル、基部はくさび状に細くなって葉柄につながる。明瞭(めいりょう)な側脈が18~22対ある。初夏、円錐(えんすい)花序をつくり、両性または雄性の花をつける。両性花は雄しべ7本、雌しべ1本。雄性花では、雌しべは退化している。萼(がく)は鐘状で不規則に5裂し、花弁は4枚で微紅白色、やや不同形で雄しべより著しく短い。(さくか)は倒卵円形、10月ころ熟して3裂し、中にクリの果実に似た光沢のある赤褐色の大きな種子がある。山間の沢地に生え、北海道南西部から九州に分布する。種子は食用に、材は家具、器具、彫刻材に用いる。トチノキ属は北半球の温帯に広く分布し、13種知られる。マロニエが有名である。[伊藤浩司]

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