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トバゴ島 トバゴとうTobago Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トバゴ島
トバゴとう
Tobago Island

西インド諸島東部,小アンティル諸島南東端部にある島。南西約 30kmにあるトリニダード島とともにトリニダード・トバゴ共和国を構成。北東-南西方向に延びる細長い島で,面積 300km2。中央部を島の方向に沿って山脈が走り,最高点 579m。南西部はサンゴ質堆積物から成る平野で,沿岸にはサンゴ礁が発達。中心都市スカーバラ。 1498年コロンブスの「発見」時にはインディオのカリブ族が住んでいたが,16世紀末ヨーロッパ人が訪れたときは無人島となっていた。その後長い間イギリス,フランス,スペイン,オランダなどの係争地となり,植民地としての開発が遅れた。本格的な開発が始ったのは 1781年フランス人が占領したのちで,サトウキビを中心にニクズク,ワタなどの栽培が行われた。 1814年最終的にイギリス領となり,バルバドス総督の治下におかれた。 89年トリニダード島に合併され,99年同島とともに単一の植民地となり,1962年独立。カカオ,バナナを栽培するが,主産業は観光。主要都市はスカーバラ Scarborough。人口5万 282 (1990推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トバゴ島
とばごとう
Tobago

カリブ海南東部、ベネズエラ北東沖にある島。面積303平方キロメートル、人口5万4500(2001推計)。トリニダード島の北北東35キロメートルに位置し、地質構造の点ではトリニダード島北部の山脈の延長部分にあたる。山がちの島で、最高点は610メートル。降水量が多く、山地は森林に覆われる。農業が主産業で、ココアとココナッツが主要輸出品である。極楽鳥(フウチョウ)とサンゴ礁が観光の対象となり、観光・保養客が増加している。1498年コロンブスが到達、1616年にイギリス人が入植したが、1814年イギリスが領有するまではオランダやフランスの領土であった。1889年にトリニダード島とともにイギリスの一つの植民地となり、1962年にトリニダード・トバゴとして独立した。[菅野峰明]

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