トロンプルイユ(英語表記)〈フランス〉trompe-l'œil

デジタル大辞泉「トロンプルイユ」の解説

トロンプ‐ルイユ(〈フランス〉trompe-l'œil)

人目を欺(あざむ)く意》
実物と見まがうほど写実的な絵画。また、その技法。古くは古代ギリシャ絵画にみられ、ルネサンス期では、建築物の壁面に大理石の模様や彫刻作品を描き込むなどの表現も行われた。現代ではシュールレアリスムの一部やスーパーリアリズムにみられる。だまし
ファッションで、(えり)やポケット、アクセサリーなどを本物のように描き入れた洋服。

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精選版 日本国語大辞典「トロンプルイユ」の解説

トロンプ‐ルイユ

〘名〙 (trompe-l'œil) あたかも本物であるかのような錯覚を起こさせるほどの写実的な絵画。また、その技法。西欧近世絵画に多く、現代ではシュールレアリスムの一部やスーパーリアリズムに見られる。だまし絵。

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知恵蔵「トロンプルイユ」の解説

トロンプルイユ

「だまし絵」の意味で、セーターTシャツなどにポケットやリボンなどをプリントして、まるで本物のように見せかける手法。ユニークな遊び心を表現する。近年はより技法が高度化して、織りや刺しゅうなどで複雑に仕上げられる場合が多い。

(上間常正 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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