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ドゥンス・スコトゥス Johannes Duns Scotus

世界大百科事典 第2版の解説

ドゥンス・スコトゥス【Johannes Duns Scotus】

1265ころ‐1308
スコラ哲学者,神学者。スコットランドの出身。フランシスコ会に入り,パリ大学で学んで後,ケンブリッジオックスフォード,およびパリ大学でペトルス・ロンバルドゥス《命題論集》の解説講義を行い,1305年パリ大学神学部教授。2年後にケルンに移り,そこで没する。主著《命題論集注解》(3種類)のほか,厳密に形而上学なしかたで神の存在を論証した《第一原理論》,三一なる神,神の全能,意志や行為の問題などを論じた《任意討論集》,アリストテレスの若干の著作の注解などがある。

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世界大百科事典内のドゥンス・スコトゥスの言及

【スコラ学】より

…その背景にはパリ,オックスフォードなどの大学における活発な学問活動,アリストテレス哲学の導入,ドミニコ会,フランシスコ会を先端とする福音運動の推進などの積極的要因が見いだされる。そしてドゥンス・スコトゥスはトマス的総合を批判して,学問的により厳密な新しい総合を企てるが,その批判的側面を徹底させて,純粋な信仰と経験的・実証的な学問とが分離する道を開いたのがオッカムである。それは中世的な学問形態の終末であると同時に,新しい学問形態の端緒でもある。…

※「ドゥンス・スコトゥス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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