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トマス トマス Thomas

翻訳|Thomas

22件 の用語解説(トマスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トマス
トマス
Thomas

キリストの十二使徒 (弟子) の一人。「デドモ (didymosギリシア語双生児の意) のトマ」とも呼ばれるイエスの復活を信じようとしなかったが,その傷口に指を入れて初めて信じ,イエスを神と告白したとされる (ヨハネ福音書 20・24~25) 。

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トマス
トマス
Thomas, Augustus

[生]1857.1.8. セントルイス
[没]1934.8.16. ニューヨーク,ナイヤック近郊
アメリカの劇作家,俳優。およそ 60編の通俗劇を書いた。代表作は『アラバマ』 Alabama (1891) ,催眠術などを扱った『うしみつ時』 The Witching Hour (1907) 。

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トマス
トマス
Thomas, Dylan

[生]1914.10.27. イギリススウォンジ
[没]1953.11.9. アメリカ合衆国,ニューヨーク
イギリスの詩人。フルネーム Dylan Marlais Thomas。ウェールズの生まれ。20世紀前半の最も重要な詩人の一人。早くから詩を書き始め,20歳で最初の詩集『十八篇の詩』18 Poems(1934)を出版,続く『二十五篇の詩』25 Poems(1936)とともに,重層的なイメージによって死と性をうたい,1930年代のウィスタン・ヒュー・オーデンらによる政治的な詩が行きづまりをみせていた詩壇に新風を吹き込んだ。

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トマス
トマス
Thomas, (Philip) Edward

[生]1878.3.3. ロンドン
[没]1917.4.9. フランス
イギリスの詩人。ジョージ朝詩人の一人であるが,繊細な感覚と生に対する哀感に満ちた精緻な筆致は彼をすぐれた現代詩人としている。地誌的な『森の生活』 The Woodland Life (1897) ,またスウィンバーンペーターメーテルランクらの伝記を書いたが,フロストのすすめで 30歳を過ぎてから詩を書きはじめ,『詩集』 Collected Poems (1920,28,49) を残して第1次世界大戦で戦死した。

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トマス
トマス
Thomas, George Henry

[生]1816.7.31. バージニアサザンプトン
[没]1870.3.28. サンフランシスコ
アメリカの軍人。南北戦争のときの北軍の将軍。陸軍士官学校卒業後,アメリカ=メキシコ戦争に参加。バージニア出身であったが,南北戦争のときには連邦側にとどまり,1863年チカモーガの戦いで奮戦,「チカモーガの岩」として知られる。

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トマス
トマス
Thomas, Isiah

[生]1749.1.19. ボストン
[没]1831.4.4. マサチューセッツ,ウースター
18世紀後半より 19世紀にいたるアメリカ第一流の印刷・出版業者。 1770年 D.ファウルと組んで『マサチューセッツ・スパイ』紙を発刊。独立戦争終了まで一貫して愛国派の立場を公式に代弁した。

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トマス
トマス
Thomas, James Henry

[生]1874.10.3. モンマスシャー,ニューポート
[没]1949.1.21. ロンドン
イギリスの政治家。 15歳で鉄道従業員,1904年に合同鉄道従業員組合長となり,鉄道員組合の結束に尽力,17年全国鉄道員組合の書記長となった。 10~36年労働党下院議員。 20年労働組合会議議長。

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トマス
トマス
Thomas, Norman (Mattoon)

[生]1884.11.20. オハイオマリオン
[没]1968.12.19. ニューヨーク,ハンティントン
アメリカの政治家,社会改革家。 1911年ユニオン神学校を卒業。長老派の牧師としてニューヨークで活躍した。第1次世界大戦のアメリカ参戦に反対し,17年社会党に入党。週刊誌『ネーション』の編集に協力し,アメリカ自由主義連盟の指導者の一人となった。

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トマス
トマス
Thomas, William Isaac

[生]1863.8.13. バージニア,ラッセル
[没]1947.12.5. カリフォルニアバークリー
アメリカの社会学者。 1884年テネシー大学を卒業後ドイツに留学,帰国後 96年シカゴ大学で心理学の学位を取得。 1910~18年シカゴ大学社会学教授,のち他大学にも出講し,多くの社会学者を養成して社会学を実証的科学として確立するために貢献した。

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トマス
トマス
Thomas, Sidney Gilchrist

[生]1850.4.16. イギリス,ロンドン
[没]1885.2.1. フランス,パリ
イギリスの冶金学者,発明家。1875年,鉄鉱石に含まれるリンをベッセマー転炉(→ベッセマー法)で除去する方法を発見した。今日この方法は,ギルクリストトマス法,トマス法,塩基性製鋼法などと呼ばれる。

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トマス
トマス
Thomas, R.S.

[生]1913.3.29. カーディフ
[没]2000.9.25. ランフェアリーゴーンウィ
イギリス,ウェールズの牧師,詩人。フルネーム Ronald Stuart Thomas。故郷とその住民や信仰をテーマにした。作風は簡潔で感傷のかけらもないが,ときに抒情的でウィットに富む。

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トマス
トマス
Thomas, E. Donnall

[生]1920.3.15. テキサスマート
[没]2012.10.20. ワシントンシアトル
アメリカ合衆国の医学者。フルネーム Edward Donnall Thomas。テキサス大学1941年学士号,1943年修士号を取得。1946年ハーバード大学医学部で博士号を取得。1946~52年ピーター・ベント・ブリガム病院(のちのブリガム・アンド・ウイメンズ・ホスピタル)に勤務,1955~63年コロンビア大学医学部教授を務め,1963年シアトルのワシントン大学に移った。

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デジタル大辞泉の解説

トマス(Dylan Marlais Thomas)

[1914~1953]英国の詩人・放送作家。性と死、生と自然などの問題を追求。詩集「死と入口」、自伝的短編集「子犬のような芸術家の肖像」など。

トマス(Thomas)

キリスト十二使徒の一人。イエスの復活を見て信仰を告白、伝道のためにインドへ渡ったとされる。トーマ

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百科事典マイペディアの解説

トマス

英国の詩人。ウェールズ出身。1940年代を代表する幻視的詩人。T.S.エリオットとW.H.オーデン以後,最大の詩才といわれるが,アルコール中毒で終えた生涯は伝説に包まれている。
→関連項目ベイリー

トマス

英国の冶金技術者。リンを含む銑鉄の精錬ができないベッセマー転炉の欠点の改良を志し,P.C.ギルクリスト〔1851-1935〕と共同で,内張り塩基性耐火物を用いるトーマス転炉転炉)を発明,1878年特許を得た。

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世界大百科事典 第2版の解説

トマス【Dylan Thomas】

1914‐53
イギリスの詩人。ウェールズの出身で,作品は故郷の風土や民俗に深く根ざしている。《18の詩編》(1934),《25の詩編》(1936)で詩壇に登場,《愛の地図》(1939),《死と入口》(1946)を含む全集(1953)によって,現代詩のなかに不動の位置を築いた。T.S.エリオット古典主義,W.H.オーデンの政治的意識に対して,ロマン主義的な内面性や自然体験を豊饒な文体で歌いあげた詩風は,W.B.イェーツ以後もっとも個性的なものと評価されている。

トマス【Philip Edward Thomas】

1878‐1917
イギリスの詩人,エッセイスト。10歳代からジャーナリストとして活躍,《森の生活》(1897)ほかの地誌,《スウィンバーン》(1912)ほかの伝記など多数を発表したが,すぐれた随筆として残るのは《休息と不安》(1910)くらいであろう。1912年アメリカの詩人ロバートフロストと知り合って詩作を始め,〈ジョージ朝詩人〉らしく人生と自然についての沈着な瞑想詩を書いたが,第1次大戦で戦死。死後《詩集》(1920)が出版された。

トマス【Sidney Gilchrist Thomas】

1850‐85
イギリスの製鋼技術者。ロンドンの生れ。医者をめざしていたが,父が早死にしたため17歳から裁判所に勤務。かたわら夜は王立鉱山学校に通い冶金学を学び,自宅に実験室をつくり冶金の研究を続ける。とくにベッセマー法で問題になっていた脱リンに関する研究を中心においていたが,1877年,実験用の転炉の内張りを生石灰水ガラスでつくったところ,非常に脱リン効果の高いことを発見した。ここから,転炉の内張りにドロマイトのような塩基性の材料を使うと脱リンができることを思いつき,従弟ギルクリストP.C.Gilchrist(1851‐1935)の協力を得て製鉄所の転炉でも実験に成功し,78年に特許を取得した。

トマス【Thomas】

1世紀半ばの,イエスの12弟子の1人として数えられ(《マルコによる福音書》3:18など),デドモ(〈双子〉の意)と呼ばれた(《ヨハネによる福音書》20:24)ユダヤ人。そこからイエスと双子の兄弟であったとの解釈が生じ,グノーシス的な《トマス福音書》や《トマス行伝》においてはきわめて重要視されるに至った。その際には《ヨハネによる福音書》20章27節が,トマスが復活したイエスに触れることのできた唯一の使徒であったことの証左として用いられた。

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大辞林 第三版の解説

トマス【Thomas】

イエスの十二弟子の一人。懐疑的でイエスの復活を自ら見るまで信じようとしなかった。のち、インドに伝道したという伝説がある。

トマス【Dylan Thomas】

1914~1953) ウェールズの詩人。音楽的な言葉づかいと、斬新なイメージで知られる。

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世界大百科事典内のトマスの言及

【鉄】より

…要するに溶鋼法はリンに無力であった。多くの冶金の専門家たちが脱リンできる転炉法に取り組んだが,解決したのは,いとこのギルクリストの協力を得た29歳の無名の独学の化学愛好者S.G.トマスであった。脱リンできないのは,それまでの転炉がケイ石煉瓦,すなわち酸性耐火物で内張りされていたからであった。…

【鋼】より

…このベッセマーの方法では,材料の性質を一般に悪くする鉄中のリンを取り除くことは困難であった。S.G.トマスは塩基性の耐火煉瓦を用いることによってこの問題を解決したが,転炉法では溶けた銑鉄を用いなければならないのに対し,平炉法では屑鉄を大量に使用できることなどから,1949年に純酸素上吹転炉の工業化が成功するまで,平炉法が製鋼における主流であった。現在では純酸素転炉法が製鋼法の中心であり,とくに日本においては平炉はほとんど用いられなくなっている。…

【トマス行伝】より

…シリア語本文と並んでギリシア語訳が現存する。使徒トマスの〈インド伝道〉を読物風に叙述する。初期シリア教会の禁欲主義的特徴やグノーシス主義的な観念を含み,後にマニ教徒の間でとくに尊重されたが,正統主義教会の信徒の間でも大衆文学の一種として好んで読まれた。…

【トマス福音書】より

…新約外典の一つ。イエスの双子の兄弟トマスが書き記したとされるイエスの隠された語録集で,114の語録を含んでいる。その存在は3,4世紀の教父たち(ヒッポリュトス,オリゲネス,エウセビオスなど)によって証言されていたが,1945年にエジプトのナグ・ハマディで発見されたコプト語のグノーシス文書(ナグ・ハマディ文書)の中に,同名の福音書が見つかってはじめてその内容が明らかにされた。…

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