コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ドロステ・ヒュルスホフ ドロステヒュルスホフ

2件 の用語解説(ドロステ・ヒュルスホフの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ドロステ・ヒュルスホフ

ドイツの女性詩人。貴族出身。一生独身で過ごし,多くの恋愛詩や抒情詩を書いた。散文《ユダヤ人のブナの木》はカトリック的倫理感と力強い描写力が特色で,近代リアリズムへの道を示している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドロステ・ヒュルスホフ
どろすてひゅるすほふ
Annette von Droste-Hlshoff
(1797―1848)

ドイツの女流詩人。ウェストファーレンの古い貴族の家に生まれ、読書や知識人との交友で教養を積み、文筆活動に入る。病苦と周囲の無理解に耐え、時流を超える独自の詩作を続け、ボーデン湖畔のメールスブルクで孤独な生涯を閉じた。懐疑と不安に襲われながら、信仰の苦悩を披瀝(ひれき)する死後刊行の宗教詩『宗教の一年』(1851)が代表作。現象の奥に神秘的な力の支配を予感させる自然詩やバラードは、きわめて高い芸術的完成度を示している。故郷の犯罪事件に取材した短編小説『ユダヤ人の(ぶな)』(1842)は、犯罪の心理的、社会的要因を克明につく反面、人知を超える魔的な力や神の摂理が暗示され、キリスト教的寛容を訴える作者の敬虔(けいけん)な意図がうかがわれる。[杉本正哉]
『番匠谷英一訳『ユダヤ人のの木』(岩波文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ドロステ・ヒュルスホフの関連キーワードアミエルドイツ連邦共和国西ドイツハイネ東ドイツホーエンツォレルン家ドイツ鯉統一ドイツ

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone