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ナラ王物語 ナラおうものがたりNalopākhyāna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナラ王物語
ナラおうものがたり
Nalopākhyāna

古代インドの物語。サンスクリット大叙事詩マハーバーラタ』に含まれる一編。ニシャダ国王ナラと妃ダマヤンティーの数奇に満ちた運命を描いた物語で,『マハーバーラタ』のなかでも特に有名な挿話の一つ。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナラおうものがたり【ナラ王物語】

古代インドの叙事詩《マハーバーラタ》(第3巻50~78章)に語られる美しい夫婦愛の物語。サンスクリット原名は《ナローパーキャーナNalopākhyāna》。もと,叙事詩第3巻は王国を追われた悲運の王子の森林生活を描くため,一時的に不幸に襲われても必ず最後に幸福が訪れる古譚を語って,仙人たちが王子を激励する物語が繰り返され,ナラ王物語もこの種の物語の一環をなすが,内容の興味と描写の美しさから,つとにインドの内外で愛好されている。

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