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ニクズク(肉豆く) ニクズクMyristica fragrans; nutmeg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニクズク(肉豆く)
ニクズク
Myristica fragrans; nutmeg

ニクズク科の常緑高木。モルッカ諸島原産といわれるが,東南アジアでの栽培の歴史は古い。高さ 20mに達し,互生する葉は革質の長楕円形で全縁,濃い緑色をしている。雌雄異株。花は無花弁で萼筒は肉質の鐘形,3裂し芳香がある。萼片は黄白色。果実は卵状球形で長さ5~6cmとなり,成熟して橙黄色になる。種子は楕円形で長さ約 3cm,胚乳に皺がある。この胚乳部分が香料のナツメグである。またこの胚乳を包む赤色の仮種皮は乾燥すると橙赤色を帯び,ニクズク花と呼ばれ,メース maceの英名でやはり香料や薬用に広く用いられる。熱帯地方で栽培される。

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