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ニクズク

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栄養・生化学辞典の解説

ニクズク

 →ナツメグ

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百科事典マイペディアの解説

ニクズク

モルッカ諸島原産といわれるニクズク科の常緑高木。高さ20mに達する。雌雄異株で,花は黄白色で芳香がある。果実は肉質で西洋ナシ形,長楕円体の種子を含む。乾燥させた胚乳をナツメグ,仮種皮をメースと呼び香辛料として用いる。
→関連項目オールスパイス

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニクズク
にくずく / 肉豆
[学]Myristica fragrans Houtt.

ニクズク科の常緑高木。インドネシアモルッカ諸島原産。現在はインドネシア各地、マレー半島グレナダ、レユニオン、モーリシャスなど熱帯に産する。高さ10~20メートル。葉は長楕円(ちょうだえん)形で革質。雌雄異株。雌・雄花ともに花弁はないが、3裂した萼片(がくへん)が黄白色で芳香がある。雄花序は数花からなり、雄しべは9~12本。雌花は単生で、垂れ下がる。果実は小形の洋ナシ形で長さ4~6センチメートル、橙黄(とうこう)色に熟すと厚さ約5ミリメートルの果皮が裂けて種子を露出する。種子は長楕円形で長さ3センチメートル、褐色で表面は赤色肉状の仮種皮(かしゅひ)で網状に覆われる。種子をナツメグnutmeg、仮種皮をメースmaceといい、ともに香辛料として有名である。
 高温・湿潤な気候に適し、繁殖は普通実生(みしょう)による。苗箱に播(ま)き、約30センチメートルになったら定植する。8~9年目から結実し、壮樹では1本当り4000個がなり、60年間くらい結実を続ける。[星川清親]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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