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ニジマス ニジマス Oncorhynchus mykiss; rainbow trout

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニジマス
ニジマス
Oncorhynchus mykiss; rainbow trout

サケ目サケ科の魚。全長は河川型では 60cm内外であるが,降湖や降海するものはさらに大きくなる。体はやや長く,側扁する。体の背部は暗青緑色ないし暗緑褐色で,腹部は銀白色。背面,背鰭,尾鰭などに黒色斑点が多数散在する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ニジマス

北米及びカムチャツカ半島が原産のサケ科。釣りの対象として人気が高いが、生態系への影響が大きいとして、国際自然保護連合(IUCN)が「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定している。日本には1877年に米国から移入されたとされる。道内へは1926年に初めて摩周湖に放流された。一方、ブラウントラウトは欧州及び西アジアが原産。日本には1892年に移入されたとされる。道内では1980年に初めて日高地方で確認され、急速に分布域を拡大している。

(2014-08-13 朝日新聞 朝刊 1道)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

ニジマス

サケ科の魚。背側面には黒斑が多数あり,体側の紫赤色の縦帯は雄に顕著。全長40cm,アメリカではニジマスの中に海に下るものがあり,全長1mに達する。降海型は,北方漁業で〈ショマ〉と呼ばれ,漁獲される。
→関連項目サケ(鮭)マス(鱒)

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栄養・生化学辞典の解説

ニジマス

 [Oncorhynchus mykiss].サケ目サケ科サケ属の淡水魚.各地で養殖されている食用魚.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ニジマス
にじます / 虹鱒
rainbow trout
[学]Salmo gairdneri

硬骨魚綱サケ目サケ科に属する魚。体表のとくに背面、背びれ尾びれに細小の黒斑(こくはん)が散在し、背部は緑褐色、腹部は銀白色で、側線部の帯状の淡紅色の輝きは虹(にじ)のイメージを与え、英名はレインボウトラウト。幼魚の外観とくに小判形のパーマークはヤマメとよく似る。アラスカからメキシコに至る北アメリカ西岸の河川に広く分布し、北方域のものは降海・遡河(そか)型のスチールヘッドトラウトsteelhead troutが主となる。地域による系統群、亜種がかなり多く、分類上の問題の余地が多く、本来、単一の魚種とみなしがたいが、頻繁な移殖の結果、系統群の特性は乱れているため、現在学名は標記の一つで示されることが多い。低温の渓流や湖沼に生息するが、ほかのサケ・マス類よりはやや高い温度に耐える。通常、体長55センチメートルに達するが、さらに大きくなるものがある。一般に3年目に成熟し、10月から翌年3月が産卵期で、数年連続して成熟する。水生昆虫や小形魚を食い、貪食(どんしょく)で、サケ・マス類の稚魚の害魚とされる。約100年前から世界各地に移殖されてよく定着し、河川・湖沼放流、池中養殖の適種となっている。日本には1877年(明治10)以来数回にわたり、おもにカリフォルニア州の渓流のものおよびスチールヘッド系のものが移入された。現在、北海道西別(にしべつ)川、摩周湖などで自然繁殖している。河川内の野生のものは習性が荒いため釣りの対象として喜ばれる。[久保達郎]

料理

味が淡泊なので各種の料理に向く。洗い、刺身など生食のほか、小形のものは姿のまま塩焼き、魚田(ぎょでん)、から揚げ、甘露煮(かんろに)、ムニエルに、また、切り身にしたものはてんぷら、酒蒸しなどにも利用できる。外国でのニジマス料理はフライやバター焼きが多いが、フランスやスイスではニジマスのオー・ブルーが代表的料理として知られている。これは、ニジマスを青く輝くようにゆで上げた料理で、生きたニジマスだけがもつ、体表のぬめりのある薄い膜を酢を使って青く変色させたものである。[河野友美]

釣り

養殖されたニジマスは、湖や、川の中流部から上流部に放流されて釣りの対象魚になる。山間の渓流の一部を仕切り、ここに魚を放流して釣らせるのが常設釣り場である。
 餌(えさ)釣り、ルアー釣り、フライフィッシングで楽しめる。餌釣りは先調子の渓流竿(ざお)で、玉ウキ1個のウキ釣りか、道糸に目印をつけたミャク釣り。餌はイクラが主体で、ブドウムシやヤナギムシ。また、釣り場により養魚用飼料を主にした練り餌でも釣れる。ルアーは、スピナー、スプーンが主体で、とくに流れのある渓流では小型の軽いスピナーがよい。フライフィッシングは3~6番のロッドとラインを使い、ドライやウェットフライでねらうとよい。[松田年雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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