ニュートンリング(英語表記)Newton ring

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニュートンリング
Newton ring

ニュートン環ともいう。平凸レンズの凸面を平面ガラスに接するように置き,単色光で照すと環状の干渉縞が見られる。ニュートンリングという名称は,この現象を I.ニュートンが精密に研究したことに由来する。単色光の波長を λ ,レンズの凸面の曲率半径Rm を0または正の整数とすれば,反射光で見る場合,環の半径 r では明るく, では暗い縞になる。レンズの曲率を検査する方法としてよく用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

ニュートンリング

平面ガラスの上に曲率半径の大きい(数メートル以上)平凸レンズの凸面を下にして重ね,上から単色光をあてたときできる同心円状の干渉じま。レンズとガラス板の間にはさまれた空気層の上下の面で反射された光波が干渉するために生ずる。入射光が白色光のときは色の輪の集りとなる。1665年フックが発見,ニュートンが精密に測定,ヤングが光の波動説から説明した。現在はガラス研磨面の平面度の検査などに利用。→干渉
→関連項目干渉縞

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カメラマン写真用語辞典の解説

ニュートンリング

 引伸機を使ってプリントをする場合、フィルムをはさむのがネガキャリアだが、このネガキャリアのなかにはガラスでフィルムの両面を圧着するタイプがある。このガラスネガキャリアでは、フィルムに湿気があると、プリントした印画紙に干渉縞が出てしまうことがある。これをニュートンリングといい、防止するにはフィルムをきちんと乾燥してからネガキャリアにはさみ込む必要がある。フラットベッドタイプのスキャナによるスキャニングでも同様の干渉縞が出ることがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ニュートンリング【Newton ring】

平面ガラスの上に曲率半径の大きい(20mくらい)球面をもつガラスをのせ,上から単色光をあてて,その反射光または透過光を見たときに見られる明暗の環状の干渉縞をいう。反射光で観測した場合,球面で反射される光と,平面ガラスの上面で反射される光が互いに干渉し合って,強め合ったり(明環),弱め合ったり(暗環)した結果として生ずる。この場合,光の波長をλ,球面の曲率半径をR,0または正の整数をmとすると,干渉縞の暗環の半径は明環の半径はで与えられる。

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