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ネバ川 ネバがわreka Neva

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネバ川
ネバがわ
reka Neva

ロシア北西部,レニングラード州を流れる川。ラドガ湖南西端から流出して西に流れ,河口に大きな三角州をつくりながらバルト海フィンランド湾に注ぐ。サンクトペテルブルグはこの三角州上に発達している。全長 74kmにすぎないが,ラドガ湖,オネガ湖の流域を含めた流域面積は 28万2000km2ときわめて大きい。12月~4月は結氷する。下流部では両岸に護岸が続くが,沿岸はたびたび洪水に見舞われる。サンクトペテルブルグは,特に 1777年,1824年,1924年,1955年の洪水により大きな損害を受けた。キエフ公国時代にはボルホフ川ドネプル川を経てバルト海方面から黒海とビザンチン方面へ達する水路の一部であった。現在では大型船が遡行可能で,白海=バルト海運河とボルガ=バルト水路の一部として重要な役割を果たしている。

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デジタル大辞泉の解説

ネバ‐がわ〔‐がは〕【ネバ川】

NevaНева》ロシア連邦北西部の川。ラドガ湖を源とし、サンクトペテルブルグを貫流して、バルト海に注ぐ。長さ74キロ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネバ川
ねばがわ
Нева Neva 

ロシア連邦北西部を流れる川。ラドガ湖から西へ流れ、バルト海のフィンランド湾に注ぐ。全長74キロメートル。川幅500~1200メートル、年間流量約78立方キロメートル。河口の三角州上にサンクト・ペテルブルグの市街地がある。とくに同市内で大小二つのネバ川に分流する地点の周辺には、ペトロパブロフスク要塞(ようさい)やプーシキン広場、エルミタージュ美術館など名所が多く、同市を貫流する河川として市民や観光客に親しまれている。12月初めから4月下旬まで結氷する。西風の作用によって水位が著しく上昇することがあり、1924年には大きな水害を引き起こした。ネバ川は全流路が航行可能であるだけでなく、いくつかの運河によってボルガ川や白海(はっかい)ともつながっているので、ロシアの水運上、重要な役割を担っている。[熊木洋太]

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