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ネフェルティティ ネフェルティティ Nefertiti; Nefretete

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネフェルティティ
ネフェルティティ
Nefertiti; Nefretete

古代エジプトの王妃。第 18王朝のイクナートン (在位前 1379~62) の妃。ミタンニの王女とも,エジプト貴族の娘ともいわれるが,出自は不明。ベルリン国立博物館所蔵のアケタートン (現テル・エル・アマルナ) で発見されたその美しい胸像が特に有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

ネフェルティティ【Nefertiti】

古代エジプト第18王朝第10代の王イクナートン(在位,前1364ころ‐前1347ころ)の妃。出身についてはミタンニ王女説とエジプト貴族の娘とする2説がある(近年では後者が有力)。夫王とともに熱心に太陽神アテンに帰依,〈宗教改革〉を推進する。王夫妻のこまやかな交流はアマルナ美術の好んで取りあげた主題だが,夫王の治世第12年を最後に姿を消した(失脚か死亡かは不明)。西ベルリンダーレム美術館蔵の王妃の胸像は,とくに名高い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネフェルティティ
ねふぇるてぃてぃ
Nefertiti

生没年不詳。古代エジプト第18王朝の10代目の王イクナートン(アメンヘテプ4世)の妃。その名は「美女はきたりぬ」を意味する。王とは血縁関係(たぶん従妹(いとこ))にあった。王が即位とともに新宗教アトン信仰を唱えたとき、最初の熱烈な信者となった。その美しさは新宗教の布教に一つの役割を果たした。王との間に6人の王女をもうけた。このうち第二王女マケトアトンは夭逝(ようせい)し、第一王女メリトアトンはセメンクカラ王の妃となり、第三王女アンケセンパートンはツタンカートン(後のツタンカーメン)と結婚した。熱烈なアトン信者であったネフェルティティは、王が晩年にテーベとの和解に乗り出したときこれに反対し、ために王妃の座を追われ、アマルナの北の宮殿に孤独の信仰の日々を送った。彼女は王よりあとまで生きたようである。ベルリンのエジプト博物館にある彼女の彩色胸像は彼女の美を伝えるものとして著名である。[酒井傳六]

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