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ネーミング・ライツ ねーみんぐらいつ naming rights

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知恵蔵2015の解説

ネーミング・ライツ

スタジアムやアリーナ等のスポーツ施設に、スポンサー企業の社名やブランド名を名称として付与する権利で、「命名権」とも呼ばれる。米国では1990年代後半から、急速に広まり、野球場やアメリカンフットボール場の多くがスポンサー名の付いたものに変わった。ちなみに、シアトル・マリナーズ本拠地をおく「セーフコ・フィールド」は保険会社名が冠せられている。日本では、東京スタジアム(調布市)が2003年3月1日より5年間の契約(12億円)で「AJINOMOTO STADIUM」という名称に変わり、これが国内の公共施設としては初の事例といわれている。

(高橋郁夫 慶應義塾大学教授 / 2008年)

ネーミング・ライツ

1980年代以降、米国で定着した、主としてスポーツ施設の建設・運用資金調達のための手法。施設の名称にスポンサー企業の社名やブランド名を付与する、広告概念。現在の命名権取引では、施設所有者とスポンサー企業が直接取引を行うケースと、施設所有者とフランチャイズ契約を結んだプロチームがスポンサー企業と直接取引を行うケースの、2種類がある。前者は、施設所有者の多くが公共団体であるため、施設収入を増やし納税者の負担を軽減することが目的。後者の場合、プロチームは従来のチームスポンサーからの収益を確保しつつ、命名権販売によって新たな収入源を得ることができる。スポンサー企業には広告効果と、従業員に対する無料チケットの割り当てといった福利厚生上のメリット、他の飲料メーカーレストランに納入権を与えるビジネス機会、施設内でのイベントを通した販促等のプロモーション機会が与えられる。2003年3月には、東京スタジアム味の素との間で日本で初の契約が結ばれ、スタジアムの名称が味の素スタジアムに変わった。契約は5年間で、金額は12億円(総額)。

(原田宗彦 早稲田大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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