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ハナノキ

百科事典マイペディアの解説

ハナノキ

ハナカエデとも。カエデ科の落葉高木。本州中部の山地湿地にまれにはえ,庭にも植えられる。葉は対生し,トウカエデに似て3裂,裂片は先がとがり,裏面は粉白色をなす。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ハナノキ

カエデのなかまの落葉高木。日本固有種で、環境省レッドリストでは、絶滅の恐れがある絶滅危惧2類に分類される。岐阜県東濃地方を中心に長野県愛知県の限られた山間湿地などに自生する。春に赤い花をつける。愛知の「県の木」とされている。

(2017-05-14 朝日新聞 朝刊 1社会)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハナノキ
はなのき / 花木
[学]Acer pycnanthum K. Koch

カエデ科の落葉高木。4月初め、新葉に先だって深紅色の花を開く。秋の紅葉は美しい。ほかのカエデと異なり、果実は早く5月初めに熟す。長野、愛知、岐阜、滋賀の四県にまたがるごく限られた地域に分布する希少植物で、国や県の天然記念物に指定されている。最近は庭園樹ともする。深紅色の花が美しいので、「花の木」の名がある。[緒方 健]

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世界大百科事典内のハナノキの言及

【カエデ(楓)】より

…本州,四国,九州の温帯にあるコミネカエデA.micranthum Sieb.et Zucc.はミネカエデに似るが,葉,花,果実が小さい。(4)ハナノキA.pycnanthum K.Koch(イラスト) 岐阜,長野,愛知3県にまたがる恵那山山麓地方と長野県北西の居谷里(いやり)湿原にのみ自生する。北アメリカ東岸地方に広く分布するアメリカハナノキA.rubrum L.(英名red maple)ときわめて近縁で,その変種とされることもある。…

※「ハナノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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