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バッタ(蝗) バッタ grasshopper

翻訳|grasshopper

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世界大百科事典 第2版の解説

バッタ【バッタ(蝗) grasshopper】

直翅目バッタ上科Acridoideaに属する昆虫の総称。世界から8科約5000種が知られる。とくに熱帯・亜熱帯地方は種類が豊富で,日本にはこのうち2科約50種が分布している。 一般に草原をおもなすみ場所とし,生息環境の色彩に合わせた体色をもつことが多いが,後翅にはでな色彩を隠しもっていることもある。頭部は卵を立てた形で大きいが,ときにショウリョウバッタのように円錐形の頭部となる種もある。複眼は相対的に大きく,眼にたよって生活する昼行性の性質をよく示している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のバッタ(蝗)の言及

【セミ(蟬)】より

…《イソップ物語》の〈アリとセミ〉の話は,セミのいない国では〈アリとキリギリス〉に置き換えられた。英米人はセミについての明確な認識がないために,本来,イナゴ,バッタを表すlocustという語でセミを指すことが多い(ジュウシチネンゼミseventeen‐year locustなど)。しかしギリシア,南イタリア,南フランスなどではセミは詩に歌われ(アナクレオン,ウェルギリウスなど),《イソップ物語》など寓話,民話に登場し,また民芸品のモティーフとしても扱われる。…

【飛蝗】より

…トビバッタとかワタリバッタなどともいう。大群をなして飛びながら大きく移動し,農作物などに大害を与えるバッタ類のことで,世界から十数種が知られている。とくにアフリカからインドにかけて見られるサバクバッタ(砂漠飛蝗,サバクトビバッタ),アフリカからユーラシアに広く分布し,日本にもいるトノサマバッタ(移住飛蝗)(イラスト)の二つが有名である。これらの種では,大発生はおもに大河流域の乾燥草原で起こり,そこから移動を始める。…

【イナゴ(稲子)】より

…日本でもっともふつうに見られる代表的なバッタの一つ。水田の害虫として知られる。…

【蝗害】より

…大群で移動しつつ農作物を加害するバッタ類の成・幼虫の害をいい,蝗災ともいう。これらのバッタ類の害は古くから世界中で知られ,エジプトでの多発例は旧約聖書にも記され,中国では前1200年ころから記録されている。…

※「バッタ(蝗)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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