バンダル・スリ・ブガワン
ばんだるすりぶがわん
Bandar Seri Begawan
東南アジア、ボルネオ島北岸にあるブルネイの首都。別称ダラール・サラームDaru'l Salaum、旧名ブルネイ・タウンBrunei Town。ブルネイ湾に臨み、ブルネイ川の河口から14キロメートル上流に位置する。人口約7万1500(2001推計)。石油開発によるブルネイの経済的発達に伴い首都の景観や住民の生活も近代化したが、1910年ごろまでは、家屋は水上にあった。イスラム寺院、スルタン王宮がある。海上、航空交通の要地でコプラ、石油を積み出し、ゴム栽培地域の交易の中心地となっている。
[別技篤彦]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
バンダル・スリ・ブガワン
ブルネイの首都。カリマンタン(ボルネオ)島の北部,南シナ海に注ぐブルネイ川の河口近くに位置する。かつてはブルネイ・タウンと呼ばれていた。同国の政治,経済の中心地で,市内には王宮や壮麗なモスクがある。また川沿いには世界最大規模の巨大な水上集落カンポン・アイルがあることでも知られている。人口2万7285人(2001)。
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