パラボラアンテナ

精選版 日本国語大辞典の解説

パラボラ‐アンテナ

〘名〙 (parabolic antenna から) 回転放物面の反射器とその焦点に置かれたアンテナ素子で構成されるアンテナ。鋭い指向性を持ち、マイクロ波通信に広く採用されている。
※宇宙通信(1960)〈星新一〉「巨大なパラボラアンテナは、宇宙の彼方に向けて、絶えまなく電波を送りつづけた」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パラボラアンテナ
parabolic antenna

回転放物導体面を反射器としたアンテナ。金属で回転放物面鏡をつくり,その焦点に主アンテナを置いてある。反射鏡作用があるのでその軸方向に強い指向性をもち能率がよく,妨害を受けにくい特徴がある。おもにマイクロ波領域で用いられ,地上通信や宇宙通信に使用される。

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とっさの日本語便利帳の解説

パラボラアンテナ

BS、CSの衛星放送を受信するためのお皿型のアンテナ。赤道軌道上、三万六〇〇〇kmの遠方にある人工衛星からの電波を確実に受信するため、効率的に電波を集められるパラボラアンテナが使われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

パラボラアンテナ【parabola antenna】

放物面(パラボラ)の幾何学的性質を利用したもので,焦点に置かれた一次アンテナから放射された電波を,回転パラボラ状の導体面によって一方向に集束して反射させる型式のアンテナ。マイクロ波帯の高利得アンテナとして広く実用されている。大型の場合の変形として,主反射鏡のパラボラと焦点を共有する回転双曲面の副反射鏡を組み合わせて,二重反射を利用する型式のカセグレンアンテナがある。これは衛星通信用,電波天文用などの高性能アンテナとして使用されている。

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