元来はテントなどの簡易宿泊施設と普通の住居との中間的な設備をもった施設の総称。アルプス山中の酪農小屋などもヒュッテに含められるが、日本では、山小屋の代名詞としても用いられ、とくにそのなかでも営業小屋でなく会社や学校の経営するものや、山中の別荘などを称する場合が多い。ヨーロッパ・アルプスでは各地にヒュッテがあるが、この場合多くは各山岳会により管理運営されている。無人のことが多いが、利用者は規則を守り、使用費もきちんと置いて清潔に保たれている。
ヒュッテ利用の場合は少なくとも2週間前に利用希望の申し出をし、管理者の許可を得る。その場合、寝具、燃料、食料、水の便などを問い合わせ、使用料も確認し、支払い方法も決めておく必要がある。使用者は火災に注意し、清潔にして返却する。また近年は、都市生活者のセカンドハウスとして、景色のよい所にヒュッテの建設が盛んである。
[徳久球雄]
一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加