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ヒラリウス[ポアティエの] Hilarius

世界大百科事典 第2版の解説

ヒラリウス[ポアティエの]【Hilarius】

315ころ‐367
西方教会の教父。ガリアのポアティエに生まれ,はじめ哲学を志したが,キリスト教に回心して,この地の司教となった(350ころ)。アリウス派論争に加わり,その意義を西方教会に伝えたことで〈西方のアタナシオス〉と呼ばれる。キリストの神性を強調したこともアタナシオスに近い。《公会議について》《三位一体論》の著書がある。後者は西方教会最初の本格的な教義学の書で,アウグスティヌスに大きな影響を与えた。4巻の《詩篇注解》および最初の賛美歌作詞によっても知られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のヒラリウス[ポアティエの]の言及

【ポアティエ】より

…同じ7世紀のゲルマンの彫刻例を残すデューヌ地下墳墓礼拝堂が郊外にある。サンティレール・ル・グラン教会(11~12世紀)は,初代司教ヒラリウスの聖遺物を有する大規模な巡礼路上の教会堂で,7廊式円蓋列架構身廊という独特の形式をみせる。ノートル・ダム・ラ・グランド教会(12世紀)は,連続アーチ,豊富な彫刻装飾およびタンパンのない扉口からなる正面構成を示すポアトゥー派ロマネスクの代表例。…

※「ヒラリウス[ポアティエの]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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