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ビダル・ド・ラ・ブラーシュ Paul Vidal de la Blache

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世界大百科事典 第2版の解説

ビダル・ド・ラ・ブラーシュ【Paul Vidal de la Blache】

1845‐1918
フランスの近代地理学の建設者。エコールノルマル・シュペリウールで歴史と地理を学び,地中海周辺を広く旅行しスエズ運河の開通(1869)を目にして,A.vonフンボルトやK.リッターの地理学に親しんだ。ナンシー大学で地理学を担当する(1872)ためドイツを訪ね,O.ペシェル,F.vonリヒトホーフェンに接し,のちにF.ラッツェルにも関心を向け,彼らを吸収・批判して独自の地理学を確立する。1877年以後は母校の教授として活躍した。

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世界大百科事典内のビダル・ド・ラ・ブラーシュの言及

【人文地理学】より

… ラッツェルの人文地理学は,フランス,イギリス,アメリカ合衆国など,ひいては日本にも強い影響を与えた。フランスのP.ビダル・ド・ラ・ブラーシュは,《人文地理学原理》等の著作において,さらに歴史的要因や社会的中間項の分析,生態学的考察,該博な知識に基づく比較研究によって,ラッツェルの決定論的残滓を拭い去り,人文地理学を人文・社会科学の一員として発展させる基礎を築いた。 その後の人文地理学は,性急な環境論的解釈の誤りを防ぐためにも,より実証的・客観的調査研究に力を注ぎ,統計の発達による社会経済現象の分布論的解析,類型的地域区分に基づく比較研究,フィールドワークによる地域現象,文化景観の形態学的・生態学的考察により,科学的地誌とくに経済地理の成果を増大させた。…

※「ビダル・ド・ラ・ブラーシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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