デジタル大辞泉 「ピテカントロプス」の意味・読み・例文・類語 ピテカントロプス(〈ラテン〉Pithecanthropus) ジャワ原人(ホモ‐エレクトゥス‐エレクトゥス)の旧属名。→ホモ‐エレクトゥス 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ピテカントロプス」の意味・読み・例文・類語 ピテカントロプス 〘 名詞 〙 =ピテカントロプス‐エレクトゥス[初出の実例]「学問上では此人間を名づけてピテクアントロプス(猿の人)と謂って居るさうである」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ピテカントロプス」の意味・わかりやすい解説 ピテカントロプス ジャワ原人。1891年,ジャワのソロ川流域のトリニール付近で,デュボアによって発見された化石人骨。頭骨・下顎骨・大腿(だいたい)骨等が第四紀洪積世氷河期後半にあたる地層から出土。後1926年―1938年ケーニヒスワルトがさらに上流域で同形の化石骨を発見。眼窩(がんか)上隆起が強く,低頭。脳容積はアウストラロピテクスよりはるかに大。シナントロプスとの類似点が多く,両者は進化の同一段階における地方差とみられる。現在は原人の一つにまとめられ,ピテカントロプスの属名はあまり使われない。→関連項目アフリカントロプス|インドネシア|猿人|化石人類|サンギラン初期人類遺跡|ジャワ[島]|パチタン文化|メガントロプス|ワイデンライヒ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報