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フィルヒョー

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百科事典マイペディアの解説

フィルヒョー

ウィルヒョウとも。ドイツ病理学者,政治家。ベルリン軍医学校卒。ビュルツブルク大学等を経てベルリン大学教授。病気を細胞段階で追求する細胞病理学を提唱。さらに細胞は細胞からのみ生ずることを強調し,細胞説の発展にも寄与した。
→関連項目ミュラー山極勝三郎

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世界大百科事典 第2版の解説

フィルヒョー【Rudolf Ludwig Carl Virchow】

1821‐1902
ドイツの病理学者,公衆衛生学者,人類学者,政治家。現ポーランド領東ポンメルンの小農民の子として生まれ,ベルリン陸軍軍医学校で医学を学んだ。1843年に卒業し,ベルリン大学付属病院外科助手を経て,47年に同大学病理学講師となり,同年より《病理解剖学生理学および臨床医学雑誌》(《フィルヒョー雑誌》と略される)を主宰した。48年には上シュレジエン地方のチフス流行を調査するためにプロイセン政府から派遣された。

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大辞林 第三版の解説

フィルヒョー【Rudolf Virchow】

1821~1902) ドイツの病理学者。細胞病理学説を立て、生活体の単位である細胞の変化が病気の原因となることを主張。人類学にも造詣が深く、また政治家としても活躍。著「細胞病理学」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィルヒョー
フィルヒョー

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィルヒョー
ふぃるひょー

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世界大百科事典内のフィルヒョーの言及

【アミロイド】より

…フィルヒョーが人体の種々の組織内に見いだして命名した物質で,主として病理形態学の分野で用いられてきた言葉である。ヨードと反応してデンプン様に青変するため,類デンプンとも呼ばれる。…

【医学】より

…パリのM.F.X.ビシャーは,臓器の次元からそれを構成する組織の次元まで病気の座を広げた。ドイツのR.フィルヒョーは,顕微鏡を用いて,細胞次元の病理学の基礎をきずいた。さらに,内科的治療の発展に大きな影響を与えたのは,統計学を医学に導入して,それまで有効といわれてきた治療法の検討がおこなわれるようになったことである。…

【癌】より

…これは,環境中に癌原因子が存在することと,職業癌の存在に関する最初の明確な記載であった。これらの観察を基盤にR.フィルヒョーは,大著《細胞病理学》の中で,発癌の刺激説を立てた。以来多くの人たちが〈刺激説〉を証明しようと動物実験をくり返したが,だれも成功しなかった。…

【白血病】より

…血液の悪性腫瘍ともいうべき病気である。白血病という名称は,著しく増加した白血球のため血液が白く見えることから,R.フィルヒョーによってつけられたが(1846),つねに血液中の白血球が増加するわけでなく,正常ないし減少していることもある(非白血性白血病)。
[白血病の原因]
 ウイルスや放射線被曝が原因と考えられるものもあるが,大部分の例で原因は明らかでない。…

【病理学】より

…モルガーニには病理発生pathogenesisの観点が欠けることが批判されているが,病気に取り組む病理学者としての基本的態度は,以後200年間,引き継がれて現在に至っている。 病理学はそれ以後,イギリスのベーリーMatthew Baillie(1761‐1823),J.ハンター,フランスのJ.N.コルビザール・デ・マレ,R.T.H.ラエネク,ドイツのJ.P.ミュラーらを経て,R.フィルヒョーの細胞病理学へと展開していく。フィルヒョーは,近代病理学の祖といわれるように,生命現象の最小単位が細胞であること,細胞の活動とその総和が個体をつくりあげていること,病気という生体の反応においても,その基盤を担うのは細胞の活動であることを述べ,旧来の液体病理学,固体病理学を否定した。…

【文化闘争】より

…ドイツ統一後,帝国宰相ビスマルクが行ったカトリック弾圧政策と,その結果生じた政府・カトリック間の争い。文化闘争の呼称は,フィルヒョーが使用した用語,〈文化に対する闘争〉に由来する。ビスマルクは,カトリックを媒介とするフランス,オーストリアの提携,またそれに呼応した国内のカトリックによる反政府活動を恐れてこの弾圧政策を強行した。…

※「フィルヒョー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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