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フウセンカズラ

百科事典マイペディアの解説

フウセンカズラ

熱帯に広く分布するムクロジ科のつる性多年草。紙風船のようにふくらんだ果実がおもしろいので,鉢植・垣根・切花用に,春まきの一年草として栽培される。葉は2回羽状または3出複葉で,花は白色で小さく,目立たない。

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世界大百科事典 第2版の解説

フウセンカズラ【balloon vine】

世界中の熱帯亜熱帯に分布しているムクロジ科のつる性多年草(イラスト)。花のあとに風船のようにふくらんだ果実がたくさんなり下がるので,興味をもたれる。つるは3mにものび,多数の枝を打つ。花は腋生(えきせい)の細長い分枝した花柄につき,下部の小花柄が1対の巻きひげとなって他物にからみつく。花は白色で小さいが,花が終わるとたちまち果実が大きくなる。開花は7月,果実は8月に熟し始める。果実は3稜のある球形の蒴果(さくか)で中空,指で押せば音をたてて破裂する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フウセンカズラ
ふうせんかずら
balloon vine
[学]Cardiospermum halicacabum L.

ムクロジ科のつる性一年草。北アメリカ南部原産。茎は細く、枝分れし、巻きひげではい登り、高さ3メートルになる。葉は長さ5~10センチメートルの2回3出複葉で、小葉は3深裂した3出複葉。花は7月ころ、葉腋(ようえき)から出た細長い花柄に枝分れしてつき、下部の小花柄が1対の巻きひげとなる。花は白色の径5ミリメートル前後で目だたないが、果実は急に大きくなり、径3センチメートルで3稜(りょう)のある緑色の風船形となってぶら下がる。名は、この果実の形に由来し、英名のバルーン・バインは風船形の果実をつけるつる植物の意味で、和名も同様である。垣根や鉢植えに利用される。種子播(ま)きは4月下旬から5月上旬にする。[植村猶行]

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