コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フェレドキシン フェレドキシンferredoxin

翻訳|ferredoxin

4件 の用語解説(フェレドキシンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フェレドキシン
フェレドキシン
ferredoxin

植物および細菌に広く分布する電子伝達蛋白質。鉄と硫黄の原子を等モルずつ含んでいて (2個ずつのことが多い) ,分子量は1万~1.6万。植物では光合成明反応での電子伝達に関与する。酸化還元電位は低く,ホウレンソウフェレドキシンでは-0.42V。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

フェレドキシン(ferredoxin)

鉄と無機硫化物を含む鉄たんぱく質。鉄原子をヘム基の形で含まない非ヘム鉄たんぱく質に分類される。光合成などの電子伝達系で電子運搬作用を担う成分の一。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

栄養・生化学辞典の解説

フェレドキシン

 光合成,窒素固定,硝酸や硫酸の還元などに際し,電子伝達系として機能する鉄硫黄タンパク質

出典|朝倉書店
栄養・生化学辞典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

フェレドキシン【ferredoxin】

分子中に鉄原子と不安定無機硫酸を等量ずつ含んでいるタンパク質で,酵素作用はなく光合成,窒素固定などの各種代謝系で電子伝達体として機能する。細菌,藻類,高等植物に広く分布し,分子量は6000~2万5000。可視部に特徴的な吸収スペクトルを示す。多くの生物種のものについて,その一次構造が決定され,立体構造も解析されている。さらにそれらの比較に基づく分子進化の研究も進んでいる。【宝谷 紘一】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のフェレドキシンの言及

【鉄】より

…前者はヘムタンパク質と呼ばれ,動物赤血球中のヘモグロビン,筋肉中のミオグロビンなどがその例で,おのおの4分子,1分子のヘム基をもち,酸素分子の運搬,貯蔵の役割をしている。後者には,光合成の際,電子伝達の役割を果たすフェレドキシンなどがあるが,総称して鉄硫黄タンパク質と呼ばれる。また,イオンとしての鉄は,ある種の酵素(アコニターゼなど)の活性化に必要な因子としても働く。…

※「フェレドキシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone