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ブドウ膜炎 ブドウまくえんuveitis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブドウ膜炎
ブドウまくえん
uveitis

虹彩,毛様体,脈絡膜の炎症の総称。約半数は原因不明であるが,病因または病型がわかるものとしては,ベーチェット病サルコイドーシス,原田病 (毛髪,皮膚,内耳,脳膜などの色素のある部分を侵す全身病で,眼ではブドウ膜の障害が起る。長崎の眼科医原田永之助が初めて記載した) ,トキソプラズマ症などがある。症状は,視力障害を訴え,羞明 (まぶしい) ,眼痛などの刺激症状を伴うことがある。細隙灯顕微鏡によって前眼房や硝子体混濁を認めたり,眼底に混濁や腫脹がみられれば,診断は可能。原因によっては全身症状を伴うこともある。治療はアトロピンの点眼と副腎皮質ホルモンの全身および局所投与であるが,原因の明らかなものには原因療法を行う。

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