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ブルーニ Bruni, Leonardo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルーニ
Bruni, Leonardo

[生]1370頃. アレッツォ
[没]1444.3.9. フィレンツェ
イタリアの人文主義者,歴史家。Leonardo Aretinoとも呼ばれる。1405年教皇庁秘書,1427年フィレンツェの宰相。実証的な『フィレンツェ史』Historiarum Florentini Populi libri XIIをラテン語で著述した。ほかにギリシア古典のラテン語訳,ダンテとペトラルカの伝記などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ブルーニ【Leonardo Bruni】

1370‐1444
イタリアの人文主義者,政治家。アレッツォに生まれ,フィレンツェでラテン語をサルターティギリシア語クリュソロラスに学び,デモステネスプラトンプルタルコスなどをラテン語に訳した。1405年ローマで教皇インノケンティウス7世の秘書となり,15年までその職にあった。さらに教皇ヨハネス23世がコンスタンス公会議(1414‐18)に出席するのに同道,またマルティヌス5世の使節もつとめた。1427年以降終身にわたって,フィレンツェの書記官長の重責を果たした。

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世界大百科事典内のブルーニの言及

【人文主義】より

…これは古典的人間教養とでも訳すべきもので,古典古代の文学的研究という側面と,よりよき人間を形成するための知識追究という側面とを兼備している。ブルーニは,これから勉学を始めようとする若者に,次のような励ましのことばを与えたが,それはフマニタス研究の本質を明快に表明している。〈研究とは君にとって二つのものであるべきです。…

【年代記】より

…13世紀中葉のM.パリスの《大年代記》は,その時代に全ヨーロッパで起こった政治的・社会的諸事件を扱い,きわめて包括的な時代史として,高く評価されている。14~15世紀のフィレンツェの繁栄と騒乱とを描いた,2人の年代記作者,ビラーニ(14世紀)とL.ブルーニ(15世紀)とは,従来の都市年代記のやや形式的な叙述とは違い,個性的な記述をもって知られている。また14世紀後半の百年戦争の時代に,フランス,イングランド両社会を見聞して書いたフロアサールの膨大な年代記は,封建社会の爛熟と混迷を描いて,文学作品としても高く評価されている。…

※「ブルーニ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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