翻訳|booster
ワクチン接種で、免疫を高めるために当初の規定回数を超えて接種すること。新型コロナウイルスワクチンでは、欧米などで広く使われている米ファイザー製とモデルナ製は2回が基本で、3回目はブースターと呼ばれる。世界保健機関(WHO)は現時点で3回目の必要性に科学的根拠はないとの立場だが、実施を決めたバイデン米政権は「科学に基づいて判断した」とする。米国では1回で済む米ジョンソン・エンド・ジョンソン製も実用化しているが、米政権は今後、同社の2回接種のデータを見極めてからブースターの方針を決めるという。(ワシントン共同)
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
推力増強を目的として主エンジンと並列あるいは直列に取りつけられるロケットエンジン。ロケットでは,主として第1段初期の増速に用い,重力損失(重力に対しむだになされる仕事)を減らすことおよび無誘導ロケットの軌道分散(風などの不確定要因による軌道のばらつき)を減らすことを目的とする。したがって多くの場合推力の大きい固体ロケットエンジンが用いられる。
まれには多段ロケットの各段エンジンを第1段ブースター,第2段ブースターなどの名で呼ぶことがある。
執筆者:秋葉 鐐二郎 飛行機の場合,離陸時に離陸距離の短縮などを目的としてロケットエンジンを用いたこともあるが(このような方法をRATO(ラトー)(rocket assisted take offの略),これに用いられるロケットを離陸補助ロケットという),現在ではほとんど実用されていない。なお,電気工学の分野では電圧降下を補う昇圧用の発電機や変圧器,あるいはアンテナとテレビ受像機の間に接続される増幅器などのことをブースターと呼んでいる。
執筆者:福本 俊彦
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
多段式ロケットの第一段、あるいは推力増強用補助ロケットのように、大推力を発して離陸上昇の役割を果たすロケットのこと。これを拡大解釈して、多段式ロケットの全段を一括して、人工衛星や宇宙船を打ち上げるブースターと称することもある。大推力がブースターの基本条件であるため、これに用いられるロケットは、現在のところ固体あるいは液体ロケットに限られ、非化学ロケットの実用例はない。
[黒田泰弘]
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…炸薬や爆破薬を確実に爆ごう(轟)させるために用いる爆薬で,ブースターともいう。爆弾,砲弾,地雷などに装てん(塡)して炸裂させるための爆薬,つまり炸薬や,硝安油剤爆薬,ある種の含水爆薬のような爆破薬は雷管や起爆薬だけで確実に爆発させることは難しい。…
…TRは送話器,REは受話器,VRは過電圧防止用のバリスターである。誘導コイルLと抵抗R2,R3,コンデンサーC2,C3からなる回路はブースター形側音防止回路である。ブースターとは電圧を昇圧する意味で,低インピーダンスの炭素送話器出力を一種のオートトランス(単巻変圧器)の原理で昇圧して線路インピーダンスに整合させる機能をもつ。…
※「ブースター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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