プルゼニ

  • Plzeň

百科事典マイペディアの解説

チェコ西部,西ボヘミア地方の中心都市。ドイツ名はピルゼンPilsen。ベロウンカ川の沿岸にある鉄道・道路の集中地で,この地方の文化の中心地。ボヘミア西部工業地区のをなし,製鉄を中心とする重工業が盛ん。19世紀設立のシュコダの工場がある。ビールも世界的に有名。17万人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

チェコ西部,西ボヘミア地方の中心都市。ボヘミアで第2,チェコ全体で第4の都市。人口17万1000(1996)。ドイツ語ではピルゼンPilzen。ブルタバ川の支流ベロウンカBerounka川の沿岸,石炭鉄鉱石が豊富な盆地に位置し,鉄道・道路交通の要地として発達し,ボヘミア西部工業地区の核を構成している。チェコの機械工業,とくに兵器製造で第2次大戦前に有名であったシュコダ工場に代表される重工業の中心地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チェコ、ボヘミア地方西部の中心都市。ドイツ語名ピルゼンPilsen。人口16万6274(2001)。プルゼニ盆地のムゼ川、ラドブザ川、ウーフラバ川、ウースラバ川の合流点にあり、鉄道、道路交通の要所。1295年に都市の特権を認められ、15世紀前半にはフス運動の根拠地であったが、その後カトリックの中心地となった。15世紀後半に急速に発展を遂げ、最初のチェコ語の本『トロヤン年代記』が印刷された。三十年戦争で被害を受けたが、19世紀に石炭と鉄鉱石の豊富なプルゼニ盆地という立地を生かし、工業都市としてふたたび発展した。兵器製造で知られたシュコダ工場の重機械生産、ピルゼン・ビールのビール醸造のほか、鉱山、電気、製紙、皮革などの工業も盛んである。102メートルの塔をもつ後期ゴシック様式の聖バルソロミュー大聖堂、ルネサンス様式の市庁舎などの歴史的建造物が残され、また、ビール博物館などもある。

[中田瑞穂]

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精選版 日本国語大辞典の解説

(Plzeň) チェコ西部、プルゼニ県の主都。チェコの重機械工業の中心地。ビールの世界的産地でもある。ドイツ名ピルゼン。

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