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ヘイト・クライム へいとくらいむ hate crime

翻訳|hate crime

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知恵蔵2015の解説

ヘイト・クライム

元来は、少数民族、社会的マイノリティーへの「憎しみ」に基づく差別犯罪を指す語だが、1992年のロス暴動の際に、ブッシュ大統領(当時)が「憎しみを拭い去ろう」と呼びかけたことからも察せられるように、人種的、差別的動機付けをもつ犯罪、事件のキーワードとして、広く使用される。98年10月、ワイオミング大学の学生が、同性愛者であることを理由に撲殺、死体遺棄された事件は、ヘイト・クライムに関する議論を再燃させ、ヘイト・クライム防止法案制定への動きも加速した。しかし一方で、行為よりも主義、信条を重視した量刑を加えることは、思想・信条の自由を保障した憲法の精神に抵触(ていしょく)するものだとする慎重論も根強い。

(井上健 東京大学大学院総合文化研究科教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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