ベネチアビエンナーレ(英語表記)Biennale di Venezia

デジタル大辞泉 「ベネチアビエンナーレ」の意味・読み・例文・類語

ベネチア‐ビエンナーレ(〈イタリア〉Biennale di Venezia)

イタリアの都市ベネチアで、2年に一度開催される国際的な美術展覧会。第1回は1895年で、以降は奇数年に開かれている。現代美術建築音楽演劇などの部門があり、優れた芸術家国別パビリオンには金獅子賞が与えられる。→ビエンナーレ

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共同通信ニュース用語解説 「ベネチアビエンナーレ」の解説

ベネチア・ビエンナーレ国際美術展

イタリア北部のベネチアで2年に1度開かれる現代アートの世界的祭典。ビエンナーレはイタリア語で「隔年」の意味。1895年に第1回が開かれ、120年以上の歴史がある。国別参加部門、企画展示部門の双方で金獅子賞(最高賞)を選出。第59回は昨年開催予定だったが、新型コロナウイルス禍で1年延期された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベネチアビエンナーレ」の意味・わかりやすい解説

ベネチア・ビエンナーレ
Biennale di Venezia

ベネチアで1年おきに開催されている国際美術展。 1895年にイタリア国王と王妃の 25回目の結婚記念日を祝して,ベネチア市の主催で創始された。 1930年から国家の主催となった。第1回展から大賞が設けられ,日本人では 56年度に棟方志功,66年度に池田満寿夫が国際版画大賞を受けたのをはじめ,岡田謙三菅井汲堂本尚郎,高松次郎らが受賞。 68年,イタリアの美術家,学生らの抗議デモによって旧来のあり方が批判され,70年度から賞は廃止された。 74年から大幅に改組され今日にいたっている。 (→ビエンナーレ )

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