出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
結婚した日を記念して祝う日のこと。結婚記念日を祝う風習は、西洋から伝わってきたものである。1894年(明治27)明治天皇が銀婚式の祝いをし、そのころから日本においても銀婚式をはじめ結婚記念日を祝うようになった。最近では1年ごとに結婚記念日を祝う家庭が増えている。欧米では、結婚記念日のシンボルを決めて祝い、日本もこれに倣っている。結婚記念日は、夫婦2人がそろって健在であって初めて祝える記念日である。欧米ではその日に親類縁者を招いてパーティーを催すのが常である。日本も最近は欧米に倣って1周年パーティー、5周年パーティー、金婚式パーティーなどを開いて祝っている。
[石川朝子]