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ベングリオン Ben-Gurion, David

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベングリオン
Ben-Gurion, David

[生]1886.10.16. プロンスク
[没]1973.12.1. テルアビブヤフォ
イスラエルの政治家。イスラエル独立のシンボル,建国の父として慕われている。ポーランドで生れ,1906年農業労働者としてパレスチナに移住,労働党およびユダヤ人共同農場のための自衛団を組織した。 10年姓をグリーンからユダヤの英雄のベングリオンに改名。第1次世界大戦中オスマン帝国の官憲によって追放され,ニューヨークに渡ってシオニスト労働党を組織。 18年パレスチナに戻り,20年イスラエル労働総同盟が結成されると初代事務局長となり,30年マパイ党 (穏健的社会主義シオニズム) を結成した。 39年ロンドンで開催されたアラブ=ユダヤ円卓会議に代表として参加したが,イギリスの親アラブ態度の強化を阻止できず,アメリカへ支持を求めた。他方,パレスチナにおいてはハガナーを中心とするユダヤ人武装防衛組織の育成に努めた。 48年5月 14日イスラエル建国とともに首相兼国防相。 53年政界から一時引退し,ネゲブ地域のキブツに参加。 55年ラボン事件 (エジプトにおけるイスラエルのスパイ網摘発事件) に揺れる政界に復帰,同年7月再び首相。 63年首相を辞任。 64年 12月ラフィ党を結成。 69年の総選挙にはナショナル=リスト党を結成して戦ったが惨敗し,70年7月 84歳で政界を引退。彼の主目標は,定住を希望するすべてのユダヤ人をイスラエルに移住させることにあった。またアラブ諸国に対しては一貫して強硬派であった。

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デジタル大辞泉の解説

ベングリオン(David Ben-Gurion)

[1886~1973]イスラエルの政治家。ポーランドの生まれ。パレスチナ労働党書記長・世界シオニスト機関委員長などを歴任。1948年、イスラエル共和国の独立を宣言し、初代首相兼国防相に就任した。

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大辞林 第三版の解説

ベングリオン【David Ben-Gurion】

1886~1973) イスラエルの政治家・シオニズム運動家。ポーランド生まれ。イスラエル共和国の独立を宣言し、初代首相兼国防相となった。

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