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ペソア(英語表記)Fernando Pessoa

百科事典マイペディアの解説

ペソア

ポルトガルの詩人。20世紀前半の西欧の代表的詩人。少年期を南アフリカで送り,英語でも創作。神秘主義的な〈本名〉ペソアのほかに自然詩人カエイロ,異教的・古典的なレイス,ホイットマン流のカンポスなどの〈異名〉でも詩作を行い,それぞれが異なる独自の人格をもつ詩人と考えられる。作品は大部分が死後に刊行され,R.ヤコブソン,O.パスなどに激賞され,またA.タブッキに大きな影響を与えている。ソアレスの名で書いた散文《不安の書》も注目されている。邦訳に《ポルトガルの海》。
→関連項目サラマーゴ

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世界大百科事典 第2版の解説

ペソア【António Nogueira Fernando Pessoa】

1888‐1935
カモンイス以後ポルトガルが生んだ最大の詩人といわれ,きわめて複雑で多面的な個性の持主。本名のほかにカエイロAlberto Caeiro,レイスRicardo Reis,カンポスÁlvaro de Camposの名でも詩を発表している。比較的幼いときから南アフリカで生活したこともあって,英語にきわめてたんのうで,英語による詩も数多く残している。現代のポルトガル詩について語るとき彼の詩を無視することはけっしてできないにもかかわらず,彼の存命中にその詩を真に理解する人はほとんどいなかった。

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大辞林 第三版の解説

ペソア【Fernando Pessoa】

1888~1935) ポルトガルの詩人。本名のほかに三つの異名を用い、それぞれ独自の人格を持つ詩人として執筆した。

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