コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ホーナイ ホーナイ Horney, Karen

4件 の用語解説(ホーナイの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホーナイ
ホーナイ
Horney, Karen

[生]1885.9.16. ハンブルク
[没]1952.12.4. ニューヨーク
ドイツ生まれのアメリカの女性精神分析学者。旧姓 Danielsen。父はノルウェー人,母はオランダ人。 1912年ベルリン医科大学を卒業。在学中に K.アブラハムのもとで精神分析法の訓練を受けた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ホーナイ【Karen Horney】

1885‐1952
新フロイト派の代表的な女性精神分析医。ハンブルクに生まれ,ベルリン大学を卒業した。学生時代からK.アブラハム,H.ザックスらの教育分析を受けた。ベルリン精神分析研究所で活動したが,1932年F.アレクサンダーに招かれて渡米,主としてニューヨークで活躍した。S.フロイトリビドー理論を批判し,幼児性欲よりも文化的要因や社会的要因を重視した。そして去勢コンプレクスよりも幼児期の環境と対人関係の役割に注目し,幼児期に十分な愛情を受けられないときに幼児の抱く不満と敵意にみちた孤立感や無力感を〈基本的不安〉と名付け,それを神経症発生の素地と考えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ホーナイ【Karen Horney】

1885~1952) アメリカの精神分析学者。新フロイト派の一人。人格形成における社会的要因を強調した。主著「自己分析」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ホーナイ
ほーない
Karen Horney
(1885―1952)

アメリカの心理学者。ドイツのハンブルクに生まれる。1913年ベルリン大学で医学の学位をとる。1932年アメリカに渡り、のち帰化。フロムサリバンなどとともに新しい精神分析の研究機関をつくり、新フロイト派の推進役を務める。フロイトの精神分析を生物学的、機械論的であると批判し、文化的影響を強調。また、神経症の根源は、幼児期の基本的不安に基づくものと考える。女性の心理にも関心が強く、フロイトの去勢コンプレックスを中心にした女性論を男根中心主義と批判し、のちの女性解放運動に大きな影響を与えた。[外林大作・川幡政道]
『ダグラス・イングラム編、近藤章久訳『ホーナイの最終講義――精神分析療法を学ぶ人へ』(2000・岩崎学術出版社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のホーナイの言及

【新フロイト派】より

…1934年ころから第2次大戦後にかけて,アメリカ,ニューヨーク精神分析研究所のK.ホーナイを中心に興った,新しい精神分析学の一派。文化学派,フロイト左派と呼ばれることもある。…

【精神分析】より

…しかし,アメリカでは文化人類学や社会学との深い交流によって,個人の自我・パーソナリティ形成と文化・環境との関係の探求が深められるとともに,幼児期における両親の役割など,育児,教育,社会的非行その他の広い分野の研究に拡散しつつ深く大きな影響をひろげた。 第2は,K.ホーナイ,フロム,サリバン,フロム・ライヒマンF.Fromm‐Reichman(1890‐1957)ら,フロイトの性欲あるいは本能の第一義性を強調する生物学主義を批判し,社会的・文化的条件と諸個人の社会的性格の形成を重視して探求する方向である。彼らは,新フロイト派あるいはフロイト左派とよばれる。…

※「ホーナイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ホーナイの関連キーワードサリバン新フロイト派フロイト主義岸田秀シュレーバー精神分析入門タウスクフェレンツィミッチャーリヒメニンガー