ボストンバッグ(その他表記)Boston bag

デジタル大辞泉 「ボストンバッグ」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「ボストンバッグ」の意味・読み・例文・類語

ボストン‐バッグ

  1. 〘 名詞 〙 ( [アメリカ] Boston bag ) 底は大きめの長方形で中ほどに膨らみをもつ、皮または布製の手提げかばん。旅行・スポーツなどに用いる。ボストン
    1. [初出の実例]「手に下げたボストンバック一つをあみ棚の上にのせる」(出典:樹蔭(1944)〈久保田万太郎〉二)

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改訂新版 世界大百科事典 「ボストンバッグ」の意味・わかりやすい解説

ボストンバッグ
Boston bag

底が矩形でふくらみがあり,2本の手提げがついたかばん。名はボストン大学の学生が愛用したことに由来すると思われるが,運動や旅行に使うかばんはアメリカではクラブ・バッグと呼ぶのが一般的。日本では1924年ころより売られ,軽快,安価,便利さが買われた。当初口金式から,ファスナー導入(1934国産)によりいっそう普及した。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボストンバッグ」の意味・わかりやすい解説

ボストンバッグ
ぼすとんばっぐ
Boston bag

両側に持ち手のついた小形の手提げ鞄(かばん)。クラブバッグclub bagの別名。アメリカのボストン大学の学生が使い始めたのがこの名の由来。初めは頑丈な口金で開閉していたが、ファスナーの使用によってソフトで堅牢(けんろう)な仕立てとなった。素材としては皮、人工皮革カンバス合繊などがある。形は底広で横長、2本の持ち手のほかに肩ベルトがつくものもある。軽くてじょうぶで持ちやすいことから、旅行用、スポーツ用をはじめ、最近はタウンバッグとしても愛用されている。

[平野裕子]

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