ボボ・ディウラッソ(読み)ぼぼでぃうらっそ(英語表記)Bobo-Dioulasso

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ボボ・ディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボ・ディウラッソ
ぼぼでぃうらっそ
Bobo-Dioulasso

西アフリカ、ブルキナ・ファソ南西部の都市。人口26万8926(1991)、48万9967(2006センサス)で、首都ワガドゥーグーに次ぐ同国第二の都市である。中世からの伝統をもつ町で、旧称はシアSiaであったが、1897年フランスの保護領となった際、居住民のボボ人、ディウラ人にちなんで現名に改称した。綿花ラッカセイなどの集散地で、食品、たばこ、セメントせっけんなどの工業がある。首都やコートジボワールアビジャン鉄道で結ばれ、国際空港もある。

[藤井宏志]

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百科事典マイペディア 「ボボ・ディウラッソ」の意味・わかりやすい解説

ボボ・ディウラッソ

ブルキナ・ファソ西部の都市。首都ワガドゥグー,ギニア湾岸のアビジャンと結ぶ鉄道の要地で空港もある。付近の農産物の集散地で各種商工業も発達。ボボ人の居住地中心。48万9967人(2006)。

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