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ボリバル州 ボリバルBolívar

翻訳|Bolívar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボリバル〔州〕
ボリバル
Bolívar

エクアドル中部の州。州都グアランダ。同国の最高峰チンボラソ火山 (6310m) の西側,アンデスの西部山脈西斜面にあり,グアスヤ川流域に属する。森林資源に恵まれ,経済的価値の高い各種木材やキナノキ (キニーネの原木) を産する。主要作物は穀物,ジャガイモ,サトウキビ,タバコ,オレンジ,コーヒーなど。肉牛とブタの飼育も盛ん。鉱物資源としては水銀と岩塩があるが,開発は進んでいない。パンアメリカン・ハイウェーから分岐する道路が州都を経て通るほか,交通網は未発達。面積 3254km2。人口 15万 5088 (1990) 。

ボリバル〔州〕
ボリバル
Bolívar

ベネズエラ南東部の州。州都シウダードボリバルオリノコ川南岸に位置する同国最大の州で,東はガイアナ,南はブラジル,西端はコロンビアと国境を接し,北西から北にかけてはオリノコ川が州境をなす。ギアナ高地西部を占め,北部はゆるやかに起伏する丘陵地であるが,南部には高原や台地が連なる。北東部を除く全域がオリノコ川流域に属し,カロニ,カウラなどの多数の川が北流してオリノコ川に注ぐ。奥地は大部分が人の住まない未開発の密林地帯であるが,同国で最も資源の豊かな州の一つであり,同国の鉄鉱生産の大部分を産する鉄鉱床 (ボリバル山) があるのをはじめ,ボーキサイト,ダイヤモンド,金,石炭,石灰,マンガン,ニッケルなどの鉱産物がある。またカロニ川は世界有数の包蔵水力をもつ川で,下流部にマカグア,グリなどの大規模な水力発電所が建設されている。カロニ川がオリノコ川に合流する地点には,計画的に建設された工業都市シウダードグアヤナがあり,製鉄所,アルミニウム精錬所,その他の工場が立地。農業は北部でわずかに行われる。交通網は北部の州都およびシウダードグアヤナを中心にある程度道路,鉄道があるだけで,州域の大半では未発達。面積 23万 8000km2。人口 96万 8695 (1990) 。

ボリバル〔州〕
ボリバル
Bolívar

コロンビア北西部の州。州都カルタヘナマグダレナ川に沿ってその西岸に南北 400km以上にわたって細長く延びる州で,北はカリブ海に面する。大部分は森林におおわれた高温多雨の低地から成るが,南部にはアンデス山脈に属する山地を含む。家畜,サトウキビ,タバコ,綿花,穀物,コーヒー,林産物を産し,鉱物資源としては金,石炭,石油などがある。主要工業は繊維工業,石油精製,飲料製造などで,州都を中心に立地する。交通はおもにマグダレナ川の水運と州都を中心とする道路網による。面積2万 5978km2。人口 145万 1726 (1992推計) 。

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