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マイモン マイモン Maimon, Salomon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マイモン
マイモン
Maimon, Salomon

[生]1754頃.ニェシュビチ
[没]1800.11.22. ニーダージーゲルスドルフ
ドイツユダヤ人哲学者。 M.メンデルスゾーンに学び,ヒュームの影響を受けた。批判的観念論の立場からカント哲学の創造的批判を試み,カントをはじめ,フィヒテシェリングヘーゲルらに傾聴された。

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百科事典マイペディアの解説

マイモン

リトアニア出身のユダヤ系哲学者。マイモンデス,M.メンデルスゾーンに学ぶ。カント哲学,特に〈物自体〉の概念に対する独創的批判を行い,合理主義観念論を徹底して,フィヒテさらに新カント学派の先駆となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

マイモン【Salomon Maimon】

1753‐1800
ユダヤ系の哲学者。リトアニア生れ。マイモニデスに親しみタルムード研究から批判的分析の方法を学ぶ。ポズナンを経てベルリンへ至り,一時M.メンデルスゾーンに私淑,ライプニッツスピノザロック,D.ヒューム,とりわけカントの批判哲学を研究し,《先験哲学に関する試論》(1790)は,カント自身によって最も洞察的なカント批判とみなされた。マイモンは,カントのいう〈物自体〉を不可知であるばかりか思惟不可能な,いわば意識の限界概念であるとし,カントの現象界と物自体界の二元論を批判した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マイモン
まいもん
Salomon Maimon
(1753/1754―1800)

ポーランド領リトアニア(現、ベラルーシ共和国)出身のユダヤ人でドイツの哲学者。故郷の伝統的ユダヤ人社会を出て、マイモニデスを学び、ドイツ語を自習し貧困のうちに思索した。スピノザ、ロックらを学んだのちカントの批判哲学を研究したが、物自体説の批判などにみられる彼の思想は、カント自身によっても非常に高く評価され、ドイツ観念論にも深い影響を及ぼした。その自伝は当時の東欧のユダヤ人やユダヤ教社会、また一思索者の時代・環境との闘いを生き生きと描いている。[常葉謙二]

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